カカオトークで間違えて押したときの対処|確認画面の有無と戻せるかは別

トラブルシューティング

カカオトークで間違えて押したとき、まず気になるのは「これは戻せるのか」ということです。カカオトークには、確認画面が出てから実行される操作と、押した瞬間にそのまま通る操作の両方があります。ところが確認画面が出たかどうかと、あとから戻せるかどうかは対応していません。確認画面をきちんと通したのに戻せない操作もあれば、何も聞かれずに通ったのに簡単に外せる操作もあります。この記事では、カカオトークで間違えて押したときに何が起きているのかを整理し、押したあとに打てる手を場面別にまとめます。

確認画面が出る操作と、押した瞬間に通る操作がある

カカオトークで確認画面が出るのは、たとえば次のような操作です。

  • 相手をブロックする、ブロックを解除する
  • グループトークから退室する、メンバーを退室させる
  • トーク履歴やメッセージ、写真を削除する
  • メッセージの送信を取り消す
  • ログアウトする
  • 退会する

一方、次のような操作には確認画面がありません。押したその場で通ります。

  • トークルームを開く
  • メッセージや写真を送る
  • メッセージにリアクションやハートマークを付ける
  • プロフィールの内容を書き換える
  • 設定の項目を切り替える

並べてみると、確認画面が付いているのは「消す」「抜ける」「切る」という言葉が付く操作に偏っていることが分かります。逆に言えば、毎日何十回も繰り返す操作には、ほとんど確認画面がありません。

確認画面は押し間違いを止めるだけで、何が起きるかは書かれていない

確認画面に並ぶのは、たいてい「はい」「削除」「退室」「取り消し」といった一語です。実行するかどうかを聞いているだけで、実行すると何が消えて何が残るのかまでは書かれていません。

数少ない例外が、機種変更でデータを移すときに出る「以前の端末のデータが初期化されます」という表示です。ここだけは結果が文章で示されます。裏を返せば、それ以外の確認画面は結果を教えてくれないということです。

つまり確認画面が守っているのは、指が滑って押してしまう事故だけです。その操作が取り返しのつくものかどうかは、確認画面をどれだけ読んでも分かりません。グループトークの退室がその典型で、確認画面には「退室」としか書かれておらず、退室するとそのグループのトーク履歴が自分の端末から消えることは表示されません。見返したいやり取りがある場合は、退室する前に必要な部分を残しておく必要があります。

確認画面を通したあとに、何が残るのか

操作確認画面通したあと
ブロック出る解除できる。ただし友だちリストへの復活は別の操作
ログアウト出る入り直すには認証が必要で、通らないと戻れないことがある
グループトークの退室出る招待し直してもらう必要があり、履歴は戻らない
メッセージの送信取り消し出る取り消した跡の表示が残り、それは消せない
友だちの自動追加をオフ出ることがある設定は戻せるが、すでに追加された相手は残る
退会出る待機期間を過ぎるとデータは戻らない

この表で見ていただきたいのは、真ん中の列にほとんど差がないのに、右の列だけがばらばらだという点です。ブロックのように何度でもやり直せる操作と、退会のように事実上一度きりの操作が、画面の上ではまったく同じ聞かれ方をしています。

特に見落とされやすいのがログアウトです。画面の上では一語を押すだけの軽い操作に見えますが、入り直すときには電話番号での認証が必要になり、それが通らないとアカウントに戻れなくなることがあります。手順の重さと結果の重さが、ここでは一致していません。

確認画面が出ない操作のほうに、戻せないものが混じっている

操作押した直後に起きること戻し方
トークルームを開く既読がつく外す方法がない
メッセージを送る相手に届く送信取り消しが使えるのは五分以内
リアクションを付ける相手に通知が届くもう一度長押しして外せる。届いた通知は戻らない
誕生日を公開する友だちに通知が届く非公開に戻せる。届いた通知は戻らない
プロフィールを書き換える友だちの画面の表示が変わる書き直せる
設定を切り替えるその場で反映される逆に切り替えられる。それまでに起きた分には効かない

確認画面が無いからといって、軽い操作とは限りません。この表の一番上、トークルームを開いて既読をつける操作は、カカオトークの中でもっとも戻せない操作のひとつです。一度ついた既読を外す方法は用意されていません。それが毎日何十回も、何も聞かれずに実行されています。

戻し方には三つの形があり、期限が付くのは真ん中だけ

間違えて押したあとの戻し方は、操作ごとにばらばらに見えますが、形は三つしかありません。

  1. 同じところをもう一度押すと外れる — リアクション、ハートマーク、ブロックの解除、非表示の解除など。期限はなく、いつでも戻せます
  2. 取り消すための別の操作が用意されている — メッセージの送信取り消しがこれにあたります。ここだけに期限があり、送信から五分を過ぎると選択肢そのものがメニューから消えます
  3. 取り消す操作がそもそも存在しない — 既読、退室したトークの履歴、退会したあとのデータ、すでに届いた通知など

間違えて押したときに最初に確かめるべきなのは、確認画面が出たかどうかではなく、その操作が三つのどれに当たるかです。一つ目なら落ち着いて押し直せばよく、二つ目なら急ぐ必要があり、三つ目なら押したあとにできることはありません。

なお、二つ目に当たる送信取り消しの手順や条件は、送信取り消しを詳しく扱った記事のほうにまとめてあります。ここで押さえておきたいのは、期限が付くのは三つのうち真ん中の形だけだということです。

三つ目の極端な例が既読です。取り消す操作が存在しないのに、実行の入口は「トークルームを開く」という日常動作そのものです。既読をつけたくない事情があるときは、開いたあとに打てる手がないので、既読をつけずに読む方法を扱った記事のように、開く前の手段を選んでおくしかありません。

間違えて押したあとに、やらないほうがいいこと

  • 同じ操作を何度も繰り返さない — 入り直しの認証などは、失敗を重ねると待機時間が延びることがあります。うまくいかないときは、繰り返すより一度手を止めるほうが結果的に早く済みます
  • 黙って消して済ませようとしない — 送信取り消しを使うと、相手の画面には取り消した跡の表示が残ります。日時や名前を間違えて送ったときは、消すよりも次の一通で訂正したほうが誤解は少なくて済みます
  • 設定を変えれば戻ると考えない — 設定を変えられるのはこれから起きる分だけです。すでに届いたものや追加された相手は、設定を元に戻しても消えません。この境目は、設定を後から変えたときに何が止まるのかを扱った記事で詳しく整理しています

迷ったときは、確認画面ではなく一つの問いに置き換える

「この操作を取り消すための操作が、アプリのどこかに用意されているか」

用意されているなら、確認画面が出ようが出まいが、押したあとでも間に合います。用意されていないなら、たとえ確認画面が出たとしても、それは実行を確かめているだけであって、押す前が唯一の分かれ目です。

この問いのよいところは、押す前にも押したあとにも同じ形で使えることです。押す前なら手を止める理由になり、押したあとなら探すべき操作を教えてくれます。答えが「無い」と分かる場合も、探し続けずに済むぶん時間を無駄にしません。

まとめ

カカオトークで間違えて押したときに、確認画面が出たかどうかは判断の材料になりません。確認画面は押し間違いを止めるための仕組みで、実行後に何が起きるかまでは書かれていないからです。実際、確認画面が出るブロックは何度でもやり直せる一方、確認画面が出ないまま既読がついてしまう操作には、取り消す手段がありません。

見るべきなのは、その操作を取り消す操作が用意されているかどうかです。もう一度押せば外れるもの、期限付きの取り消し操作があるもの、取り消す操作が無いもの、の三つに分けて考えると、間違えて押したあとに慌てる必要のある場面はぐっと減ります。取り消せない操作だと分かったときも、できることが無いと確かめられれば、そこで手を止められます。

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