カカオトークでしばらく連絡できないとき|事前に伝えることと相手側の見え方

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仕事の繁忙期、長期の旅行、試験前、入院。カカオトークをしばらく開けなくなる期間は誰にでもあります。ところが、しばらく連絡できないと分かっていても、それをどう伝えるかは意外と迷います。大げさに言うのも気が引けるし、黙って消えるのも気になる。この記事では、空ける前・空けているあいだ・戻ったあとの3つの場面に分けて整理します。

カカオトークには「しばらく不在です」を示す仕組みがない

多くのチャットサービスには、離席中や取り込み中といった状態を示す表示があります。カカオトークには、それにあたる表示がありません。相手から見えるのは、メッセージを開いたかどうかと、最後にアプリを使った時刻くらいです。最終接続時間には非表示の設定もあるため、相手によっては確認もできません。

プロフィールのステータスメッセージに書くことはできますが、これは相手がプロフィールを開いたときにだけ目に入るもので、トーク画面には出てきません。プロフィールは見ても足あとが残らないため、相手が読んだかどうかも確認できません。

つまり、しばらく連絡できない状況は自分から言葉にしない限り伝わりません。相手には返事が止まったという事実だけが残ります。

黙って空けると、相手は理由を推測するしかない

返事が来なくなったとき、相手の画面に理由は表示されません。忙しくて開けていないのか、アプリを使っていないのか、関係を終わらせたいのか。どれも同じ見え方になります。

先に一言あるかどうかで、相手が受け取るものは次のように変わります。

経過何も言わずに空けた場合先に伝えておいた場合
直後気づいていないのか、読んで返していないのか分からない予定どおりだと分かる
数日後何かあったのかと考え、催促するか迷うそのまま待てる
数週間後使っていないのか、避けられているのか区別がつかない戻る目安があるので誤解されない
戻ったとき経緯の説明から始めることになる続きから再開できる

見落とされやすいのは4行目です。黙って空けるほど、戻ったときに書き出す文章が長くなります。空ける前の一言は、自分が戻りやすくするための準備でもあります。なお、長く間が空いた相手への連絡の取り直し方は、久しぶりに連絡する方法をまとめた記事で扱っています。

しばらく連絡できないと分かったら、先に決める3つのこと

1. いつまでか

「しばらく」は、人によって数日から数か月まで幅があります。期限を示さない知らせは、そのまま連絡が途切れるのと区別がつきません。「今月末まで」のように外側の目安を置くと、相手は待つ長さを決められます。長引きそうなときも、最初から長く見積もるより短く区切って、延びたら更新するほうが誤解は起きにくくなります。

2. 読めないのか、返せないだけなのか

この2つは相手の画面ではまったく違います。開けば既読がつき、読んで返していない状態が続きます。開かなければ未読のまま残ります。どちらに近いかを決めておくと、文面も決まります。

3. 誰に伝えるか

全員に伝える必要はありません。返事を待っている用件がある相手、やり取りが習慣になっている相手、こちらから誘っている途中の相手。この3つで十分です。逆に、たまに近況を交換する程度の相手に不在を知らせると、かえって重い連絡として受け取られます。

伝える一言の作り方

長い文章は必要ありません。伝わるかどうかは、期間と再開の見通しが入っているかで決まります。

伝わりにくい書き方伝わりやすい書き方
しばらく忙しくなります今月末まで返事が遅くなります
落ち着いたら連絡します来週には戻れそうなので、そのとき連絡します
ばたばたしていて申し訳ないです見てはいますが、まとめて返す形になります
返さなくて大丈夫です急ぎでなければ、こちらから返します

最後の行は特に注意したい部分です。「返さなくていい」と書き添えるのは気遣いのつもりでも、相手は連絡そのものを止めてしまいます。止めたいのは自分が返信する義務であって、相手からの連絡ではありません。ここを書き分けておくと、戻ったときに再開しやすくなります。

理由は一言で足ります。事情を詳しく書くほど、相手は用件より先に気遣いの言葉を返す作業から始めます。

不在のあいだに届くメッセージと、送信予約の限界

  • 開けば既読はつく — すぐ返せないと分かっているなら、通知で内容だけ確認して開かない選択もあります
  • 通知をオフにしても相手の画面は変わらない — 通知の設定はすべて自分の側にしか効かず、メッセージは通常どおり届きます
  • グループトークでは未読の人数として見えている — ただし誰が読んでいないかまでは表示されません

不在中に自動で返す機能はないのか、と考える方もいますが、カカオトークに自動応答にあたる仕組みはありません。近いのは送信予約ですが、留守番の代わりにはなりません。

  • 予約できるのはテキストのみで、写真や動画は指定できません
  • 指定できるのは現在時刻の5分後から、最大30日先までです
  • 予約した時刻に自分の端末がインターネットに接続されていないと、送信に失敗します

3つ目が決定的です。機内モード、圏外、電源を切っているあいだは、予約しておいたメッセージも届きません。つまり本当に連絡が取れない状況ほど、送信予約は当てになりません。使えるのは「開く余裕はないが、通信はつながっている」ときに限られます。

1か月以上あける場合に起きること

不在が長くなると、人間関係だけでなくアカウント側にも変化が出ます。

カカオトークでは、約60日間まったく操作しない状態が続くと休眠として扱われることがあります。アカウントが削除されるわけではなく、再度ログインすれば使えます。ただしこのとき、未読のメッセージが削除される場合があります。相手は送ったつもりでいて、こちらの画面には残っていない。しかも双方ともそれに気づけません。

写真や動画にも、サーバー上の保存期間があります。トークルームの画像を戻ってから保存しようとすると、期限を過ぎていて開けないことがあります。必要なものは空ける前に端末へ保存しておくのが確実です。

このほか、不在の理由によっては次の準備も必要になります。

  • 機種変更を挟む場合 — 引き継ぎの設定は旧端末を手放す前に済ませます。手順は引き継ぎ方法の記事を参照してください
  • 海外に滞在する場合 — インターネットにつながっていれば通常どおり使えますが、国によっては接続に制限があります

戻ってきたときにすること

不在は、自分で終わりを告げないと続いたままになります。相手には、こちらが戻ったことを知る手段がありません。

  1. 戻った旨を自分から一言送る — 相手が様子をうかがっている状態を終わらせます
  2. ステータスメッセージに不在を書いていたなら消す — 古い情報が残ると、戻ったあとも連絡を控えられます
  3. 溜まった未読を古い順に全部返そうとしない — 用件が生きているものから返せば十分です

一度にすべてを片付けようとすると、再開そのものが後回しになります。返す相手を絞って短く送るほうが、結果的に早く元のペースに戻ります。

なお、メニューの名称や位置は、アプリのバージョンや端末によって異なる場合があります。

まとめ

カカオトークでしばらく連絡できないときのポイントをまとめます。

  1. カカオトークには不在を示す表示がなく、言葉にしない限り相手には伝わらない
  2. 黙って空けると、忙しいのか関係を終えたいのかを相手は区別できない
  3. 伝えるときは「いつまでか」と「読めるのか返せないだけか」を先に決める
  4. 「返さなくていい」と書くと連絡自体が止まるので、こちらから返すと伝える
  5. 送信予約は通信がつながっていないと失敗するため、不在中の保険にはならない

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