カカオトークのスタンプの使い分け|相手の画面で何が起きるかで選ぶ
カカオトークのスタンプは種類が非常に多く、いざ送ろうとすると「どれを選べばいいのか」で手が止まります。ところが選び方を調べても、出てくるのは入手方法や人気ランキングの話ばかりです。
実際にスタンプの使い分けを左右しているのは、絵柄の好みよりもそのスタンプが相手の端末で何を起こすかのほうです。音が鳴るもの、画面を大きく占有するもの、相手の画面では違って見えるもの、そもそも意味が読み取れないもの。この記事では、カカオトークのスタンプの使い分けを、送った先で起きることから整理します。
なお、メニューの名称や位置は、アプリのバージョンや端末によって異なる場合があります。
スタンプは1通のメッセージとして相手に届く
まず前提として、カカオトークのスタンプはテキストと同じく1通のメッセージです。トーク履歴に残り、通知も鳴り、未読の数にも数えられます。文章より軽い気持ちで送れるぶん、相手側の負担は文章と変わらないという非対称があります。
そのうえで、スタンプは種類によって相手の端末での振る舞いが違います。
| 種類 | 相手の端末で起きること | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 静止画 | 1枚絵が表示されるだけ | どんな相手・時間帯にも無難 |
| アニメーション | 短い動きが再生される | 打ち解けた相手との雑談 |
| サウンド | 音が再生される | 相手の状況が分かっているとき |
| ビッグイモティコン | 通常より大きく表示される | お祝いなど、強調したい場面 |
迷ったときに静止画を選んでおけば外しにくいのは、絵柄が地味だからではなく、相手の環境に左右される要素がいちばん少ないからです。
タップした瞬間に送信される、唯一のメッセージ
見落とされがちですが、イモティコンはタップした時点で即座に送信されます。文章のように入力欄に置いて読み返す間がなく、送信ボタンを押す判断が挟まりません。カカオトークで送る前に見直せないメッセージは、実質これだけです。
そのため、事故はたいてい「探しながらタップした」ときに起きます。一覧をスクロールしている最中に指が触れて、意図しないスタンプが相手に届く形です。
- 送るスタンプをある程度決めてから一覧を開く
- スクロール中は画面から指を離す位置に気をつける
- 送信の取り消しができるのは送信から5分以内で、取り消した跡はトークに残る
取り消しの跡そのものは短い表示ですが、文脈のない場所に残ると相手は「何を送ろうとしたのか」を想像します。誤送信に気づいたときは、無理に消すより次の1行で軽く触れておくほうが伝わりやすい場面もあります。
音と動きは、相手がどこで開くかを選べない
サウンドスタンプは、相手がトークを開いたときに音が再生されます。送る側の画面では音の有無を意識しづらいのに、相手は電車の中や職場、寝る前かもしれません。いつ開くかを決めるのは相手なので、こちらは時間帯を選べても状況までは選べません。
深夜のやり取りや、まだ相手の生活リズムが分からない段階では、音や大きな演出のあるスタンプは避けておくのが無難です。通知そのものを鳴らさずに送る方法は別の機能で用意されているので、そちらの手順は関連記事に譲ります。
自分の画面と相手の画面は同じとは限らない
スタンプの使い分けで意外と効いてくるのが、表示のずれです。
- スマホのキーボードに入っている標準絵文字は、iPhoneとAndroidで見た目のデザインが異なることがある
- アニメーション付きのスタンプは、古い端末では正常に表示されない場合がある
つまり、自分の画面で「照れ笑い」に見えている表情が、相手の画面では別のニュアンスに見えている可能性があります。微妙な感情ほど絵ひとつに預けず、短い言葉を一行添えておくと誤解が起きにくくなります。冗談や軽い皮肉のあとに絵だけを置くのは、いちばんずれやすい使い方です。
文字が入ったスタンプは翻訳されない
韓国の友だちとやり取りする場合に、知っておくと差が出るのがこの点です。カカオトークの翻訳機能が対象にしているのはトークルームに文字として送られたメッセージだけで、スタンプやイモティコンの中の文字は絵柄の一部=画像として扱われ、翻訳できません。
これは双方向に効きます。
| 送る向き | 起きること |
|---|---|
| 相手→自分 | 韓国語入りのスタンプは意味が分からないまま届く |
| 自分→相手 | 日本語入りのスタンプは相手に読まれないまま届く |
言葉が完全に共通でない相手ほど、文字の入っていないスタンプのほうが確実に通じるということです。表情や動作だけで意味が成立する絵柄を選んでおけば、翻訳の対象外であることが問題になりません。届いたスタンプの文字をどうしても知りたいときは、画面を撮って画像翻訳にかける手があります。
キャラクターの正体は意外と知られていない
カカオフレンズのキャラクターは韓国では広く知られていて、名前も設定も共通の知識になっています。ところが日本から見ると取り違えやすいものがあります。
- ライアンはクマではなく、たてがみのないライオン
- ムジはウサギに見えるが、正体は皮をかぶった大根
「そのクマかわいいね」と書くと、相手からすると少しずれた反応に見えます。逆に言えば、キャラクターの名前や設定は会話のきっかけとして扱いやすい話題でもあります。詳しい設定は関連記事にまとめてあります。
相手が持っているスタンプは自分と同じではない
購入したイモティコンは自分のアカウントでのみ使えるもので、他のユーザーに譲渡はできません。また、無料配布のスタンプには利用期限が設定されていることがあり、期限が切れると一覧から使えなくなります。有料で購入したものは基本的に無期限です。
ここから分かることが2つあります。
- 相手が同じスタンプを返してこないのは、持っていないだけの場合がある
- いつも使っていたスタンプが急に出てこなくなったら、期限切れの可能性がある
気に入ったスタンプを相手にも使ってほしいときは、贈る機能が用意されています。ただし、やり取りが始まったばかりの相手に贈ると受け取り方が難しくなることもあるので、関係の段階に合わせて考えるとよいでしょう。
まとめ
カカオトークのスタンプの使い分けは、絵柄の好みではなく、相手の端末で何が起きるかで決めると迷いにくくなります。
- スタンプも1通のメッセージで、通知も未読も文章と同じように発生する
- タップした瞬間に送信されるため、送る前に見直す機会がない
- 音や大きな演出は、相手がどこで開くか分からない前提で選ぶ
- 標準絵文字の見た目や動きの再生は、相手の端末で違うことがある
- スタンプの中の文字は翻訳されないので、言葉が違う相手には文字なしを選ぶ
迷ったときは、静止画で、文字が入っていなくて、表情だけで意味が分かるものを選んでおけば、たいていの相手と場面に収まります。
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