カカオトークの会話の終わり方|自然に締める一言と行き違いを防ぐコツ

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話が一段落したあと、何と送って終わればいいのか分からないまま画面を眺めてしまう。カカオトークの会話の終わり方に迷うのは、気の利いた言葉が思いつかないからではありません。カカオトークには、会話が終わったことを示す仕組みが用意されていないからです。この記事では、終わり際に相手の画面で何が起きているのかを整理し、そこから自然な締め方を考えていきます。

カカオトークには会話の終わりを示すものがない

電話には切る操作があり、対面なら別れる動作があります。オープンチャットにも退室という出口があります。ところが1対1のトークルームには、そもそも退室という概念がありません。トークルームは開いたままそこに残り続け、どちらかが次のメッセージを送るまで状態は変わらないままです。

つまり、終了ボタンにあたるものがないということです。会話の終わりは操作ではなく、送らなくなった時間の長さとして後から表れます。

さらに、最後にやり取りしたメッセージはトーク一覧に最新のものとして残ります。何往復もしたうちの他のメッセージはすぐ流れていくのに、締めの1通だけは次のやり取りが始まるまで相手の一覧に居座ります。終わり際の一言が印象に残りやすいのは、内容の問題だけではありません。

入力中の表示がないので、終わりの判断は必ずずれる

カカオトークには、相手が文章を打っている最中かどうかを示す「入力中」の表示がありません。これは仕様であり、設定で切り替えられるものでもありません。

この一点が終わり方に大きく影響します。返信が来ない状態からは、次の2つを区別できないからです。

  • 相手はもうアプリを閉じていて、会話は終わっている
  • 相手は今まさに、長い返信を打っている最中

どちらなのか確かめる手段がないため、「そろそろ終わりでいい」と判断した直後に相手のメッセージが届く行き違いが、構造的に起こります。相手が空気を読んでいないのでも、こちらがせっかちなのでもありません。お互いに相手の状態が見えていないだけです。

行き違ったときは、送ってしまった締めの一言を取り消そうとしないほうが自然に収まります。相手の画面から消せるのは送信から5分以内で、取り消してもその位置に取り消した旨の表示が残ります。届いた内容にひとこと反応してから、改めて締め直せば十分です。

黙って終えると「終わった」ではなく「途中で止まった」に見える

カカオトークの既読は、メッセージ横の未読を示す数字が消えることで伝わります。ただしそこで伝わるのは読んだという事実だけで、読んで満足したのか、返信を考えているのかまでは区別されません。

そのため、相手の最後の1通に既読だけつけてやり取りを止めると、相手の画面には「読んだうえで返していない」状態が残ります。会話が自然に終わったのか、こちらが何か気を悪くしたのかを、相手が判断できる材料はありません。

一言あるかないかで、相手の画面に残る最後の状態は変わります。長い文章である必要はなく、受け取ったことが分かる短い反応で足ります。

締めの一言に入れておきたいもの

終わりの一言が難しく感じるのは、「終わります」とだけ伝えると突き放したように見えるからです。切られた印象を避けるには、次の3つのどれかを混ぜておくと収まりがよくなります。

  1. 相手の最後の話への反応 — 直前の内容に触れると、話を受け取ったうえで終えたことが伝わります
  2. 終わる理由をひとことだけ — 「そろそろ寝ます」「明日早いので」程度で十分です。詳しい事情は要りません
  3. 次に触れる一言 — 「その話またゆっくり聞かせてください」のように続きを残すと、終わりが区切りに変わります

逆に、終わり際に新しい質問を足すのは避けたほうが無難です。相手には答える必要が生まれ、終わりたかったのに終われなくなります。同じ理由で、締めのつもりの長文も向いていません。長く書くほど相手も長く返す必要を感じ、もう1往復増えます。

返信を求めない返し方には段階がある

会話をそっと締めたいときは、返し方の重さを選べます。相手に何を渡すかで整理すると選びやすくなります。

返し方相手に届くもの向いている場面
リアクション通知は届くが、文章を返す必要はない最後の1通に反応だけ返したい
スタンプ通知が1回鳴る。返事を促さない会話をやわらげて締めたい
短い一言通知が1回鳴る用件に決着をつけたい
長い文章相手も長く返す必要を感じる終わり際には向かない

リアクションはメッセージを長押しして絵文字で反応する機能で、文章を打たずに読んだことを伝えられます。ただし相手には通知が届くため、完全に無音で終えられるわけではありません。

なお、何も返さずに閉じるのが失礼だとは限りません。用件が済んでいて、相手も終わりのつもりで送っているなら、そこで止まって差し支えない場合もあります。迷ったときだけリアクションを1つ返しておけば十分です。

夜のやり取りを終えるとき

会話が終わりにくいのは夜が多く、切り出せないまま時間だけが過ぎていきます。ここでも気持ちより機能のほうが確実です。

  • 深夜に「おやすみ」を送ると、相手の端末では通知が鳴ります。鳴らしたくないならミュート送信を選ぶか、送信予約で翌朝に届くよう指定できます
  • 相手が夜間の通知を止めているとは限りません。通知の時間指定やおやすみモードは受け取る側の設定なので、こちらからは設定しているかどうか分かりません
  • 返しそびれたまま寝てしまい、翌日以降になった場合の書き出しは、返信が遅れたときの進め方をまとめた記事を参考にしてください

日本と韓国のあいだに時差はほとんどないため、韓国の相手なら深夜でも構わない、ということもありません。

終わり方から相手の気持ちは読み取れない

締め方がそっけなかった、スタンプ1つで終わった。そこから相手の気持ちを推測したくなりますが、材料としては弱すぎます。

カカオトークは、相手が入力していたかどうかも、いつトークルームやプロフィールを開いたかも表示しません。どんな状態で終えたのかを示す手がかりが、そもそも画面に出ない設計になっています。1回の終わり方だけを見て関係を判断するのは無理があります。

手がかりになるとすれば、次のやり取りをどちらから始めたかのほうです。連絡の総量やリズムの読み方は、連絡頻度を扱った記事にまとめています。

なお、この記事で扱っているのは1回のやり取りの終え方であって、関係そのものを終える話ではありません。距離を置きたい相手や、はっきり断りたい相手への伝え方は別の記事で解説しています。

また、メニューの名称や位置は、アプリのバージョンや端末によって異なる場合があります。

まとめ

カカオトークの会話の終わり方を整理します。

  1. 1対1のトークルームに退室はなく、終了を示す表示も存在しない
  2. 入力中の表示がないため終わりの判断は必ずずれる。行き違いは仕様によるもの
  3. 既読だけつけて止めると、終わったのか途中なのか相手には分からない
  4. 締めの一言には、直前の話への反応・短い理由・次に触れる一言のどれかを混ぜる
  5. 深夜はミュート送信や送信予約を使い、相手が通知を止めている前提では考えない

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