カカオトーク 運転中の通知と返信|運転集中モードの効き方と相手への伝え方
車を運転しているあいだにカカオトークの通知が鳴ると、つい画面を見たくなります。しかし、運転中にスマホを手に持って操作したり、画面を注視したりすることは、道路交通法で禁止されている「ながら運転」にあたり、2019年12月からは罰則も強化されています。カカオトークの運転中の扱い方は、「通知に反応しない仕組みを先に作っておく」ことが基本です。
この記事では、カカオトークを運転中に静かにさせる端末の機能、その機能で何が止まり何が止まらないのか、そして返事を待たせてしまう相手への伝え方を整理します。
カカオトークに運転モードはなく、止めるのは端末の機能
まず押さえておきたいのは、カカオトーク本体には運転中専用のモードがないという点です。運転中に通知を止めたり静かにしたりする仕組みは、スマホのOSが用意しています。
| 端末 | 機能の名前 | おもな働き |
|---|---|---|
| iPhone | 運転集中モード | 運転中の通知を止め、許可した相手やアプリだけを通す |
| Android | 運転モード(機種により名称が異なる) | 運転中の通知を控えめにし、通話や案内を優先する |
どちらも、カカオトークだけでなく端末全体のアプリが対象になります。そのため、カカオトークの通知設定をいじらなくても、運転を始めるときにこの機能をオンにすれば、トークの通知は自然と静かになります。
端末別の設定手順
iPhoneの運転集中モード
iPhoneでは、次の手順で運転集中モードを設定できます。
- 設定アプリを開き、「集中モード」をタップする
- 一覧から「運転」を選ぶ(ない場合は右上の追加ボタンから作成する)
- 「通知を許可」の項目で、例外として通知を受けたい人やアプリを選ぶ
- 「自動的にオン」の設定で、車のBluetoothに接続したときや、運転を検出したときにオンにするかを選ぶ
運転中でもどうしても知りたい相手がいる場合は、手順3でカカオトークを許可するのではなく、電話の着信だけを通す設定にしておくのがおすすめです。カカオトークを許可すると、運転集中モードの意味がほとんどなくなってしまいます。メニューの名前や場所は、iOSのバージョンによって異なる場合があります。
Androidの運転モード
Androidでは、機種によって機能の名前や入口が違います。代表的な探し方は次のとおりです。
- 設定アプリを開き、検索欄に「運転」と入力する
- 「運転モード」や「モードとルーチン」などの項目を開く
- 通知を控えるモードをオンにする
- 必要に応じて、車のBluetoothに接続したら自動でオンにする設定を選ぶ
機能が見当たらない機種では、「おやすみ時間モード」や「サイレントモード」を運転前に手動でオンにするだけでも、カカオトークの通知音やバナーを止められます。名称や場所は、機種やOSのバージョンによって異なる場合があります。
運転集中モード中もメッセージは届いている
端末の機能で止まるのは知らせ(通知)だけで、カカオトークのメッセージそのものは通常どおり届いています。止まるものと止まらないものを整理すると、次のようになります。
| 動作 | 運転集中モード中 |
|---|---|
| メッセージの受信 | 届く(トークルームにたまっていく) |
| 通知音・バナー | 止まる(許可した場合を除く) |
| 相手の画面の既読表示 | 開くまで「1」が残ったまま |
| カカオトークの音声通話の着信 | 止まることが多い(設定次第) |
運転を終えてカカオトークを開けば、たまっていたメッセージをまとめて読めます。見逃しが不安な場合でも、運転中に確認する必要はありません。
自動返信はカカオトークの相手には届かない
iPhoneの運転集中モードには、運転中であることを相手に自動で知らせる「自動返信」の機能があります。ただし、この自動返信が送られるのはiPhoneの標準メッセージアプリでやり取りしている相手で、カカオトークの相手には届きません。また、カカオトークの通常のトークにも、不在時に自動で返事を送る設定は用意されていません。
つまり、カカオトークの相手から見ると、運転中のあなたは「ただ返事がない人」に見えます。この点は、次の章の伝え方で補うのが現実的です。
返事を待たせる相手への伝え方
自動で知らせる手段がない以上、運転前のひとことが一番確実です。
- 出発前に送っておく:「これから1時間運転するので、着いたら返します」と送ってから出発する
- よく連絡を取る相手には習慣として伝える:「運転中は通知を切っている」と前もって話しておくと、未読が続いても心配されにくい
- 急ぎの用は電話でと伝えておく:本当に急ぐ連絡だけは電話にしてもらい、運転集中モードで電話の着信だけを通す
韓国の友達など、普段カカオトークで返信が早いやり取りをしている相手ほど、返事が途切れると気にされがちです。ひとこと添えておくだけで、無用な心配をかけずに済みます。
乗っているだけなのに通知が止まるとき
iPhoneの運転集中モードを「運転を検出したら自動的にオン」にしていると、電車やバス、助手席に乗っているだけでもオンになることがあります。カカオトークの通知が移動中だけ来ないときは、これが原因になっていることが多いです。
- オンになると、ロック画面などに運転中である旨の表示が出るので、「運転していません」をタップすれば解除できる
- 頻繁に誤作動する場合は、自動でオンにする条件を「車のBluetoothに接続したとき」に変える
- それでも困る場合は、自動オンを切って手動でオンにする運用にする
移動中以外でも通知が来ない場合は、運転集中モード以外の原因が考えられます。通知が来ないときの全般的な確認方法は、通知が届かないときの対処法をまとめた記事で解説しています。
まとめ
カカオトークを運転中に安全に扱うためのポイントを整理します。
- カカオトーク本体に運転モードはなく、iPhoneの運転集中モードやAndroidの運転モードなど端末の機能で通知を止める
- 止まるのは通知だけで、メッセージは届いてトークルームにたまり、相手の画面では未読のままになる
- iPhoneの自動返信は標準メッセージアプリの相手向けで、カカオトークの相手には届かない
- 自動で知らせる手段がないので、出発前のひとことで相手に伝えておくのが確実
- 乗っているだけで通知が止まるときは、運転集中モードの自動オンの条件を見直す
運転中は、どんな通知が来ても画面を見ないのが鉄則です。カカオトークの返事は、車を安全な場所に止めてからで十分間に合います。
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