カカオトークで文字入力が遅いときの原因と対処法|キーボード側か端末側かを見分ける
カカオトークでメッセージを打っていると、指で押した文字が少し遅れて表示されたり、変換候補がなかなか出てこなかったりすることがあります。カカオトークで文字入力が遅いと感じたとき、原因はアプリ本体よりも、文字を受け持っているキーボードアプリや端末全体の状態にあることがほとんどです。
この記事では、文字入力の遅れがどこで起きているのかを見分ける方法と、iPhone・Androidで試せる対処法を順番に紹介します。
文字入力を受け持っているのはキーボードアプリ
まず押さえておきたいのは、トーク画面の入力欄に文字を出しているのは、カカオトークではなく端末のキーボードアプリだという点です。キーの表示、押したときの反応、変換候補の計算はすべてキーボード側の仕事で、カカオトークは確定した文字を受け取って入力欄に並べているだけです。
そのため、入力の遅れは次の三つのどこかで起きています。
| 遅れの出どころ | よくある症状 | 主な原因 |
|---|---|---|
| キーボードアプリ | 変換候補が出るまで待たされる、キーの反応が鈍い | 変換学習のデータが増えた、追加機能が多い、他社製キーボードの不調 |
| 端末全体 | どのアプリでも入力がもたつく | 空き容量やメモリの不足、発熱、省電力モード |
| カカオトーク | カカオトークの中だけ遅い | アプリが古い、一時的な不具合 |
どこが原因かによって効く手がまったく違うため、いきなり設定を変える前に、出どころを確かめるのが近道です。
他のアプリで打ってみて原因を切り分ける
切り分けは簡単で、メモアプリやブラウザの検索欄など、カカオトーク以外の場所で同じキーボードを使って文字を打ってみます。
- メモアプリを開き、カカオトークと同じ量の文字を打ってみる
- 同じように遅ければ、キーボードか端末全体が原因
- メモアプリでは快適で、カカオトークだけ遅ければ、カカオトーク側が原因
- 別のキーボード(端末標準のものなど)に切り替えて、遅れが消えるか確かめる
4で遅れが消えた場合は、使っていたキーボードアプリに原因があると判断できます。
キーボードが原因のときの対処法
キーボードアプリの動作は、入力した言葉を学習して候補に出す仕組みや、着せ替え・効果音・振動といった追加機能の分だけ重くなりやすくなります。次の順で試してみてください。
iPhoneの場合
- 設定アプリの「一般」から「キーボード」を開き、使っていないキーボードを削除する
- 他社製のキーボードを使っている場合は、標準キーボードに切り替えて様子を見る
- 改善しない場合は、「一般」の「転送またはリセット」にある「キーボードの変換学習をリセット」を試す
変換学習をリセットすると、覚えていた変換候補が消えます。単語登録(ユーザ辞書)は残りますが、よく使う言い回しが候補に出なくなるため、困ったときの最後の手段として考えておくと安心です。
Androidの場合
- 設定アプリの「システム」や「言語と入力」から、使っているキーボードを確認する
- キーボードの設定で、着せ替えや効果音、振動などの追加機能をオフにしてみる
- 「アプリ」から使っているキーボードアプリを選び、キャッシュを削除する
- キーボードアプリ自体を最新版に更新する
メニューの名前や場所は、機種やOSのバージョンによって異なる場合があります。キーボードアプリの「データを削除」は学習した候補や設定まで消えることがあるため、先にキャッシュ削除から試すのがおすすめです。予測変換の仕組みや見られたくない候補の消し方は、当サイトの「カカオトークの予測変換」の記事でも詳しく解説しています。
端末全体やカカオトークが原因のときの対処法
どのアプリでも文字入力が遅いなら、端末の負担を減らすことが先決です。カカオトークだけ遅い場合は、アプリ側を整えます。
| 状況 | 試すこと |
|---|---|
| 空き容量が少ない | 不要な写真や動画、使わないアプリを削除する |
| アプリをたくさん開いている | 使っていないアプリを閉じ、端末を再起動する |
| 端末が熱い | 充電しながらの操作やビデオ通話をやめ、温度が下がるのを待つ |
| 省電力モードがオン | 一時的にオフにして、入力の速さが変わるか確かめる |
| カカオトークだけ遅い | アプリを最新版に更新し、アプリを再起動する |
| 更新しても直らない | カカオトークの設定からキャッシュを削除する |
カカオトークのキャッシュ削除では、一時的なデータが消えるだけで、トーク履歴そのものは消えません。ただし、アプリを削除して入れ直すとトーク履歴が消えることがあるため、再インストールはバックアップを取ってからにしましょう。アプリ全体が重い場合の見分け方は、当サイトの「カカオトークが重い」の記事も参考になります。
文字入力が遅いときにやってはいけないこと
入力の遅れにいらいらすると、つい連打したくなりますが、次の点には気をつけてください。
- キーを連打しない:遅れて処理された文字がまとめて入り、誤字のまま送ってしまうことがある
- 送信前に一度見直す:変換が追いつかず、意図しない候補で確定していることがある
- 慌てて再インストールしない:バックアップがないとトーク履歴を失うおそれがある
長い文章を打つときは、メモアプリで書いてからコピーしてトークに貼り付けると、カカオトーク側の遅れに左右されずに済みます。
まとめ
カカオトークで文字入力が遅いときは、まず原因がキーボードアプリ・端末全体・カカオトークのどこにあるのかを見分けることが大切です。
- 入力欄に文字を出しているのは端末のキーボードアプリ
- メモアプリなど他の場所で打ってみると、原因を切り分けられる
- キーボードが原因なら、追加機能のオフ、キャッシュ削除、変換学習のリセットを順に試す
- 端末全体が遅いなら、空き容量の確保や再起動、発熱への対処が先
- カカオトークだけ遅いなら、アップデートとキャッシュ削除を試す
原因に合った対処をすれば、ほとんどの場合は快適に入力できるようになります。
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