カカオトーク お年玉|お礼の送り方と韓国の「세뱃돈」文化、詐欺への注意点

使い方ガイド

お正月が近づくと、家族や親戚とのやり取りが増えてきます。カカオトークでも、お年玉をもらったお礼を祖父母に送ったり、遠くに住む親戚と渡し方を相談したりと、お年玉にまつわる連絡が行き交う季節です。

ただし、カカオトークにはお年玉のための専用機能はなく、日本ではトークの中でお金を送ることもできません。この記事では、カカオトークでお年玉に関してできること・できないことを整理したうえで、お礼の伝え方と例文、渡す側の気づかい、韓国のお年玉文化、お年玉を口実にした詐欺への注意点を順番に紹介します。

カカオトークでお年玉に関してできること・できないこと

まずは、この時期にカカオトークをどう使えるかを早見表で確認しておきましょう。

したいことカカオトークでできるか補足
お年玉のお礼を伝えるできる文字・写真・ビデオ通話で気持ちを届けられる
渡す日や方法を相談するできる家族のグループトークや1対1で連絡できる
お年玉そのものを送る日本では基本的にできない送金機能は韓国向けのサービスで、日本では基本的に未提供
気持ちを込めたスタンプを贈るできる場合があるスタンプのプレゼントは日本からも使える場合がある
ギフトを贈る日本からは使えない場合が多い韓国の決済方法が求められることがある

韓国のカカオトークには送金機能がありますが、これは韓国の金融サービスと結び付いた機能で、日本では基本的に提供されていません。お年玉そのものは、これまでどおり手渡しや現金書留など、カカオトーク以外の方法で渡すことになります。カカオトークは「お金を送る道具」ではなく、「気持ちと段取りを伝える道具」として使うと考えると分かりやすいでしょう。

お年玉をもらったらカカオトークでお礼を伝える

もらったときのお礼は、カカオトークが一番活躍する場面です。特に、離れて暮らす祖父母や親戚から、親を通じて受け取ったときには、本人から一言送ると喜ばれます。

お礼はその日のうちに短く

お礼は、受け取った日のうちに送るのが理想です。長い文章でなくても、「ありがとう」と何に使いたいかを一言添えるだけで、気持ちは十分に伝わります。夜遅くや早朝になってしまうときは、相手の通知を鳴らさずに送れるミュート送信を使うと安心です。ミュート送信のやり方は「カカオトークのミュート送信とは?通知なしで送る方法と注意点を解説」の記事で紹介しています。

写真やビデオ通話で気持ちを届ける

小さな子どもが文字を打てない場合は、ぽち袋を持った写真や、「ありがとう」と話す短い動画を親が代わりに送る方法もあります。祖父母がカカオトークに慣れているなら、ビデオ通話で顔を見せながらお礼を言うのも喜ばれます。祖父母とのビデオ通話のコツは「カカオトーク 敬老の日|祖父母へのメッセージとビデオ通話の届け方」の記事が参考になります。

写真を送るときは、ぽち袋に書かれた子どもの名前や、背景に写った家の様子にも気を配りましょう。家族だけのトークルームに送るなら大きな問題になりにくいですが、写真が別の人に転送される可能性も考えておくと安心です。

お礼の例文

  • 「おばあちゃん、お年玉ありがとう!大事に使うね」
  • 「お年玉ありがとうございます。前から欲しかった本を買おうと思います」
  • 親が代わりに送る場合:「〇〇がお年玉をとても喜んでいました。いつもありがとうございます」

渡す側がカカオトークで気をつけたいこと

渡す側も、カカオトークでの連絡にはちょっとした気づかいが必要です。

金額の話は家族のグループで広げない

親戚が大勢いるグループトークで、金額を話題にするのは避けたほうが無難です。家庭によって考え方が違うため、ほかの家族と比べられているように感じる人もいます。金額や渡し方の相談は、親同士の1対1のトークで済ませると角が立ちません。

会えない子どもへの渡し方は親と相談する

帰省できない年や、遠くに住む親戚の子どもに渡したいときは、まず親に渡し方を相談しましょう。子ども本人とカカオトークでつながっている場合でも、お金のやり取りは親を通すのが基本です。「今年は会えないから、お年玉は別の方法で送るね」と一言送っておくと、子どもも楽しみに待てます。

受け取った写真は早めに保存する

子どもから届いたお礼の写真や動画は、思い出として残しておきたいものです。トークルームで受け取った写真や動画には保存期間があり、時間がたつと開けなくなることがあるため、気に入ったものは早めに端末に保存しておきましょう。

韓国のお年玉「세뱃돈」の文化

韓国にも同じような習慣があり、「세뱃돈(セベットン)」と呼ばれます。日本のお年玉と似ていますが、渡すまでの流れに違いがあります。

比べること日本のお年玉韓国の세뱃돈
渡す時期1月1日のお正月旧暦の正月「ソルラル」が中心
渡す前の流れ新年の挨拶をして受け取る子どもが目上の人に「세배(セベ)」という深いお辞儀をして受け取る
添える言葉「明けましておめでとう」など目上の人が「덕담(トクタム)」という祝福の言葉をかける

韓国の子どもたちは、ソルラルに祖父母や親戚の前で세배をし、「새해 복 많이 받으세요(新年に福をたくさん受けてください)」と挨拶してから세뱃돈を受け取るのが伝統的な流れです。ソルラルの日付は毎年変わり、1月下旬から2月中旬のどこかになります。

また、韓国では離れて暮らす家族に、カカオトークの送金機能で세뱃돈を送ることもあるといわれます。日本ではこの機能は基本的に使えないため、韓国の友達から「お年玉をカカオで送った」という話を聞いても、同じことができるとは限らない点に注意しましょう。

韓国の友達に送る一言

この文化の違いは、韓国の友達との会話のきっかけにもなります。

  • 「日本ではお正月にお年玉をもらうよ。韓国の세뱃돈とはどう違うの?」
  • 「새해 복 많이 받으세요!ソルラルは家族で過ごすの?」

韓国の連休の時期については「カカオトークと韓国の連休|返信が止まる時期は時差ではなく暦のずれ」の記事で詳しく解説しています。

お年玉を口実にした詐欺に注意する

お正月の時期は、それを口実にしたメッセージにも注意が必要です。次のようなメッセージが届いたら、すぐに反応せず落ち着いて確認しましょう。

  1. 「お年玉キャンペーン」をうたうリンク: 「お年玉が当たりました」「受け取りはこちら」といったリンクは、個人情報を入力させる偽のページにつながっている場合があります。
  2. 家族や知人を名乗る送金の依頼: 「スマホが壊れた」「お年玉を立て替えて」などと、急にお金やプリペイドカードの購入を求めるメッセージは、なりすましの可能性があります。
  3. 知らない相手からのギフトの話: 面識のない相手が「お年玉代わりにギフトを送る」と言って連絡先や個人情報を聞いてくる場合も警戒しましょう。

家族を名乗るメッセージでも、お金の話が出たら電話など別の方法で本人に確認するのが確実です。リンクの見分け方は「カカオトークで送られてきたリンク|開く前の判断は送り主では決まらない」の記事を参考にしてください。

まとめ

カカオトークにはお年玉の専用機能はなく、日本ではトークの中でお金を送ることも基本的にできません。そのかわり、お年玉をもらったお礼を伝えたり、渡し方を家族で相談したりする場面では大いに役立ちます。お礼はその日のうちに短く送り、小さな子どもなら写真やビデオ通話で気持ちを届けましょう。渡す側は、金額の話を大勢のグループで広げないことが気づかいになります。韓国では세뱃돈という似た習慣があり、文化の違いは韓国の友達との話題にもぴったりです。お年玉を口実にしたリンクや送金の依頼には、くれぐれも注意してください。

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