カカオトークで複数の相手と同時進行するとき|返す順番は画面に出ない
友達募集をきっかけに何人もから連絡が来ると、カカオトークのやり取りは自然と同時進行になります。ところが数日たつと、返したつもりの相手から反応がなかったり、まだ返していない相手を思い出せなくなったりします。これは記憶力の問題ではなく、カカオトークの画面が複数の相手を並べて管理するようにはできていないことから起きています。この記事では、同時進行でつまずく仕組みと、手持ちの機能でどこまで補えるのかを整理します。
募集に投稿すると、やり取りは最初から同時進行になる
掲示板に投稿すると、返事は一人ずつ順番には届きません。同じ投稿を同じ時間帯に複数の人が見ているので、連絡はまとまって来ます。つまり、こちらが望むかどうかとは関係なく、やり取りは始まった時点ですでに同時進行です。
困るのはそのあとで、相手が3人を超えたあたりから、誰にどこまで話したかを頭の中だけで持ちきれなくなります。1通目そのものの書き方は、当サイトの最初のメッセージを扱った記事にまとめています。
トーク一覧が並べているのは「返す順番」ではない
トーク一覧は、新しいメッセージが届いた順に自動で並び替わります。つまり上に来るのは、直近に相手が動いた相手です。返事を書こうと思っていた相手は、こちらが何もしなければ動かないので、あとから来た相手に押し出されて下へ流れていきます。
返さなければならない相手ほど見えなくなる向きに並び替わるので、一覧を眺めても取りこぼしは目に入りません。
| 画面に出ていること | 画面に出ていないこと |
|---|---|
| 誰が最後に送ってきたか | 誰にまだ返していないか |
| メッセージが届いた時刻 | いつ返すつもりだったか |
| 未読が何件あるか | 開いたまま返していない件数 |
| 相手が並んでいる順番 | 返す必要がある順番 |
友だちリストのほうは名前順なので、こちらも返信の状況とは無関係です。二つの一覧の違いについては、友だちリストとトーク一覧を扱った記事で詳しく整理しています。
「あとで返す」という状態を、アプリは覚えていない
未読を示す数字は、トークルームを開いた時点で消えます。そして一度ついた既読を後から外す方法はありません。この二つが重なると、内容だけ確認して返信を後回しにした相手と、きちんと返し終えた相手が、画面の上ではまったく同じ見た目になります。
同時進行で取りこぼしが起きるのは、たいていここです。忘れたのではなく、覚えておくための目印が開いた瞬間に消えているだけなので、気合いを入れても再発します。
対策としてまず効くのは、すぐ返せないときは開かないという単純な方法です。未読のまま置けば、数字が状態の代わりになります。ただし相手の画面にも未読として見えるため、確認していないという意味も同時に伝わることは踏まえておいてください。
相手の画面には、ほかに何人いるかは映らない
こちらが何人と同時進行していても、相手側にはその情報がいっさい表示されません。相手から見えているのは、自分が送ったメッセージに既読がついたかどうかと、返事が来たかどうかだけです。
こちらの事情は構造上ぜったいに伝わりません。手が回らずに三日空いたとしても、相手の画面では「自分にだけ返事が来ていない」という一つの出来事になります。返しにくくなったら、理由を長く書くより短い一言を先に送るほうが早く解けます。遅れたあとの書き出しは、返信が遅れたときの記事が詳しいです。
同じ文面をコピーして配ると、利用制限に近づく
人数が増えると、挨拶文を作って全員に貼り付けたくなります。しかしこれは、短時間に大量のメッセージを送ること、同じ内容のメッセージを複数人に送ることという、カカオトークが利用制限をかける判断材料そのものに当てはまります。悪気がなくても、動きだけを見れば宣伝目的の一斉送信と区別がつきません。
自分側にも不都合があります。全員に同じ問いかけを投げると、返ってくる答えも似た形になり、誰と何を話したのかが記憶の中で混ざります。相手のプロフィールや投稿から拾った一行だけでも変えておくと、スパムと判定される条件から離れられるうえに、あとから会話を思い出す手がかりにもなります。
1人用の道具を複数人に使うと、どこで効かなくなるか
カカオトークに備わっている整理機能は、いずれも1対1のやり取りを前提にした作りです。同時進行に転用するときは、どこまで効いてどこから効かないのかを分けて考えると迷いません。
| 機能 | できること | 複数の相手に使うと |
|---|---|---|
| ピン留め | トークルームを一覧の上部に固定する | 全員に付けると上部がそのまま一覧になり、目印の役目が消える |
| 友だちのお気に入り | 友だちタブの上部に相手を置く | 探すのは速くなるが、返したかどうかは分からない |
| メッセージのお気に入り | トークルーム内の発言を残す | 相手をまたいで見渡せないため、全体の把握には向かない |
| 自分専用トーク | 自分あてに書き残す | 相手ごとの覚え書きを1か所に集められる数少ない手段 |
| 送信予約 | 指定した日時に届ける | 返信の時間をまとめて確保できる |
| ミュート送信 | 通知を鳴らさずに送る | 未読の件数には反映され、既読も通常どおりつく |
この中で同時進行に向いているのは、自分専用トークです。相手の名前と、話した内容を一行だけ書き残しておけば、トーク一覧の並び順に頼らずに済みます。ピン留めや送信予約は、返す相手を絞ったあとに効く道具だと考えると使い方を誤りません。
なお、メニューの名称や位置は、アプリのバージョンや端末によって異なる場合があります。
続ける相手を決めるのは、自分の側の作業
機能でできるのは決めたあとを支えることだけで、誰と続けるかを絞る作業は代わりにやってもらえません。全員に均等に返そうとすると、どの相手にも短い返事しか書けなくなり、結果的にどのやり取りも続かなくなります。
会話が広がらない相手や、こちらの返信を待たずに要求だけが増える相手は、無理に続けなくて構いません。返さないまま自然に間が空いていくのは、失礼な終わり方ではなくよくある終わり方です。はっきり伝えたほうがよい場面での言い方は、断り方を扱った記事にまとめています。金銭の話や外部のサービスへの誘導が混ざる相手には、返信しない判断のほうが妥当です。
まとめ
カカオトークで複数の相手と同時進行するときの要点を整理します。
- 募集から始まるやり取りは、最初から同時進行になるものと考えておく
- トーク一覧は相手が動いた順に並ぶので、返す順番は画面から読み取れない
- 未読の数字は開いた時点で消え、既読は後から外せない
- すぐ返せない相手のトークルームは開かず、未読を状態の代わりに使う
- 同じ文面を配ると利用制限の条件に当てはまるため、一行だけでも変える
- 相手ごとの覚え書きは自分専用トークに残し、機能は絞ったあとに使う
同時進行がうまくいかないのは、注意が足りないからではなく、返す予定という状態を持てない画面で予定を管理しようとしているからです。目印を自分の側に作ってしまえば、相手が増えても取りこぼしは減ります。
当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、カカオトークの友達を安全に募集できます。無理なく続けられる人数で、じっくり話せる相手を見つけてください。