カカオトークを親に教えるコツ|最初に覚える操作と先に済ませる設定
離れて暮らす親と写真を送り合ったり、無料で電話したりできるカカオトークは、家族の連絡手段としても便利なアプリです。ただ、スマホに慣れていない親に教えるとなると、「どこから説明すればいいのか分からない」「一度教えたのに次の週には忘れている」と苦労する方も多いのではないでしょうか。この記事では、カカオトークを親に教えるときに意識したい順番と、教える側が先に済ませておくと後が楽になる設定、つまずきやすい場面の伝え方をまとめて解説します。
親に教える前に「何に使うか」を決めておく
最初にやりがちなのが、アプリの機能を端から順に説明してしまうことです。カカオトークにはトーク、通話、ビデオ通話、グループ、スタンプ、プロフィールなど多くの機能がありますが、全部を一度に覚えるのは誰にとっても大変です。
教える前に、親がカカオトークで「誰と」「何をするか」を一つか二つに絞っておきましょう。
- 子どもや孫とトークで近況をやり取りしたい
- 孫の写真や動画を見たい
- 電話代を気にせず家族と話したい
目的がはっきりしていれば、覚える操作も自然と絞れます。使う相手が家族だけなら、友だちの探し方やオープンチャットといった機能は、最初は説明しなくても困りません。
最初に覚えてもらう操作は3つだけ
初日に教える操作は、次の3つに絞るのがおすすめです。慣れてきたら少しずつ増やしていきましょう。
| 操作 | 教える内容 | 伝え方のコツ |
|---|---|---|
| トークを読んで返す | トーク一覧から相手を選び、下の入力欄に文字を打って送信 | 「数字が付いている所を押すと新しいメッセージが読める」と一言で |
| 写真を見る | トーク内の写真を押して大きく表示、閉じて戻る | 保存までは教えず、まずは見るだけでよい |
| 電話に出る・かける | 着信画面で応答する操作と、トークルームから通話を始める操作 | 「出られなくてもあとでかけ直せば大丈夫」と安心させる |
教えるときは、教える側がスマホを操作して見せるより、親自身の指で操作してもらう方が定着します。手順を紙に大きく書いて渡しておくと、一人のときにも見返せて安心です。
教える側が先に済ませておく設定
親に教える前に、教える側が設定を整えておくと、その後の困りごとがぐっと減ります。
- 文字サイズを大きくする: カカオトークの「設定」→「画面」から文字の大きさを変えられます。細かい手順は「カカオトーク 文字サイズの変更方法」の記事で解説しています
- 家族を友だちに追加しておく: 連絡を取りたい家族を先に友だち登録し、よく使う相手はお気に入りにしておくと、一覧の上の方ですぐ見つけられます
- 家族のグループトークを作っておく: 家族全員が入ったグループがあれば、「困ったらここに書けばいい」という場所ができます
- 通知の音と表示を確認する: 端末の音量やマナーモードの状態によっては、メッセージが届いても気づけません。通知が鳴るかどうか、一度テストで送って確かめておきましょう
- ログイン情報を紙に控えておく: 登録したメールアドレスやパスワードは、機種変更のときに必要になります。親が覚えていなくても困らないよう、控えを一緒に保管しておくと安心です
画面の名前や配置は、アプリのバージョンや端末によって多少異なる場合があります。教える前に、教える側が自分のスマホで同じ画面を確認しておくとスムーズです。
つまずきやすい場面と伝え方
使い始めの親がよく戸惑うのは、次のような場面です。事前に「こうなっても大丈夫」と伝えておくだけで、慌てずに済みます。
| よくある場面 | 伝えておきたいこと |
|---|---|
| 間違えて電話をかけてしまった | すぐ切って「間違えました」と送れば問題ない |
| 送る相手を間違えた | 送ってから一定時間内なら送信取り消しができるが、相手が読んでいる場合もある |
| 横の数字が消えない | 未読メッセージの数なので、そのトークを開けば消える |
| 既読が付いたのに返事がない | 既読は「開いた」という印なので、返事を急がなくてよい |
| 知らない人から友だち追加された | 返事をせず、家族に相談する |
「分からなくなったら、とりあえず家族のグループに書く」というルールを一つ決めておくと、親も一人で悩まずに済みます。
家族を名乗るなりすましへの備え
カカオトークを使い始めた親に、必ず伝えておきたいのが詐欺への注意です。家族や知人を名乗って「スマホを替えたので新しいアカウントになった」「急ぎでお金が必要」などと連絡してくる手口があります。
- 家族からの連絡でも、お金やカードの話が出たら必ず電話で本人に確認する
- 見覚えのないアカウントから家族を名乗るメッセージが来たら、返事をする前に家族のグループで確かめる
- 認証番号やパスワードは、家族を名乗る相手にも教えない
家族の間で「お金の話は電話で確認する」と決めておくだけでも、被害を防ぐ大きな助けになります。詳しい手口は「カカオトークの詐欺に注意」の記事も参考にしてください。
まとめ
カカオトークを親に教えるときは、機能を順番に説明するよりも、使う目的を絞り、最初は「読んで返す」「写真を見る」「電話に出る」の3つだけに集中するのが近道です。文字サイズや家族の友だち登録、グループトークの作成など、教える側が先に設定を整えておけば、親も迷わず使い始められます。あわせて、困ったときの相談先と、お金の話は電話で確認するというルールも伝えておきましょう。
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