カカオトークで相手の日本語がおかしいとき|崩れ方より噛み合い方を見る

安全対策

カカオトークでやり取りをしていて、相手の日本語がおかしいと感じることがあります。助詞が抜けている、敬語とタメ口が混ざる、漢字の選び方が違う。安全について書かれた案内では、こうした不自然な文面は警戒すべき目印として並べられます。一方でカカオトークは韓国で作られたアプリで、言葉の違う相手とやり取りするための翻訳機能が最初から入っています。カカオトークで日本語がおかしいと感じたとき、その崩れが何を示しているのかは、見た目だけでは決まりません。

崩れた日本語が画面に出るまでには、四つの経路がある

同じ「読みづらい一行」でも、そこに至る道は一つではありません。

画面に出ている不自然な日本語日本語を作ったのは誰か起きていること
相手が翻訳を通して送った元の文は相手、日本語は機械言葉が通じないので道具を挟んでいる
相手が日本語を練習しながら書いた相手学習中の言い回しがそのまま出ている
自分の側の翻訳が訳した元の文は相手、日本語は自分の端末トークルームの翻訳がオンになっている
あらかじめ用意した文を貼り付けた相手が書いたとは限らない同じ文面を多くの人へ配っている

四つのうち上の三つは、相手に何のやましさがなくても起こります。警戒する意味があるのは四番目だけですが、画面の崩れは四つとも似た顔をしています。

いま読んでいる日本語を、相手が書いたとは限らない

見落とされやすいのが三番目です。カカオトークにはトークルームごとに翻訳を切り替える機能があり、これをオンにしていると、相手のメッセージは訳された状態で並びます。そのとき画面にある日本語は、相手の文章力ではなく翻訳の出来を映しています。相手が母語で丁寧に書いていても、こちらの画面ではぎこちない文になります。

翻訳が届かない場所があることも、読みづらさを増やします。子音だけを並べた略語や新しく作られた言葉は辞書に載っていないため、原文のまま残るか、まったく関係のない訳が出ます。写真に写り込んだ文字、ボイスメッセージ、プロフィールの一言も翻訳の対象外です。結果として、一つのトークルームの中に訳された行と訳されていない行が混ざります。途中から急に読めない表記が出てくるのは、相手が態度を変えたからではなく、そこが翻訳の効く範囲の外だからです。

崩れ方の種類からは、どの経路かは決まらない

崩れの現れ方を経路ごとに並べると、上下で様子が変わります。

崩れの現れ方翻訳を挟んだとき学習中のとき貼り付けたとき材料になるか
助詞や語順がずれる起きる起きる起きるならない
敬語とタメ口が混ざる起きる起きる起きるならない
漢字の選び方が違う起きる起きる起きるならない
妙に整った長い自己紹介が届く起きにくい起きにくい起きる少しなる
文の出来が行ごとに大きく変わる起きにくい起きにくい起きるなる

上の三行はすべて「起きる」で埋まります。文が崩れているという事実だけでは何も絞り込めません。細かい感情表現や敬語の段階は翻訳で失われやすく、丁寧に書かれた原文ほど日本語側では平たくなります。

下の二行が少し違うのは、手間のかかり方が逆だからです。配るために用意した文は一度書けば何度も使えるので、時間をかけて整える価値があります。その場で書く文は一度きりなので、短く粗くなりやすい。両方が混ざると、整った段落のあとに素っ気ない一行が続く落差が出ます。

材料になるのは、崩れ方ではなく噛み合い方

翻訳を挟んだ文は、訳がずれていても、こちらが書いたことに対応しています。元になった文が返事として書かれているからです。練習しながら書く相手も同じで、言葉は拙くても話の向きはつながります。

対応が切れるのは、文が先に用意されていた場合です。こちらが何を書いても、話は同じ方向へ進みます。見るべきなのは一行の出来ではなく、往復のつながり方です。

ただしこれは、届いた一通目だけでは判定できません。一通目はどの経路でも同じ形になりうるからです。分かるのは、こちらがその相手にしか当てはまらないことを一つ書いて、その返事を受け取ったあとです。募集に来た連絡の読み方は、返信の一通目を扱った記事に整理してあります。

同じことが、自分の側でも起きている

この見方には裏があります。自分が翻訳を使って韓国語で送れば、相手の画面にも同じように不自然な文が届きます。悪気のない行動がそのまま警戒の目印に当たる仕組みは、怪しまれる側から見た記事にまとめてあります。

日本語が不自然だからという理由だけで切ると、言葉が通じないだけの相手も一緒に切ることになります。そして逆向きも成り立ちません。自然な日本語で書かれていることは、安全である証明にはならないからです。流暢に書ける人が正直であるという根拠は、画面のどこにも出ていません。危ない特徴を数え上げる方向の限界は、信頼の判断を扱った記事にもあります。

不自然さが実害になるのは、取り決めをする場面

崩れた日本語が本当に困るのは、相手を見極めるときよりも、二人で何かを決めるときです。日付と時刻、場所、金額、どちらが何をするか。ここで訳がずれると、お互いに違う内容を覚えたまま進み、あとで食い違いに気づきます。

取り決めのときだけは、書き方を変えれば事故がかなり減ります。

  1. 一つの取り決めを一つの短い文にする — 複数の条件を一文に詰めるほど訳はずれます
  2. 数字と固有名詞は単独で置く — 文の中に埋めず、行を分けて並べます
  3. 相手の言葉で言い直してもらう — 同じ内容が返ってくれば、訳を二回通しても残ったということです
  4. 決まったことを最後にもう一度並べる — 過去の行をさかのぼって読み直すより確実です

会う約束やお金の話が出てきた場面には、言葉とは別の注意が必要です。対面のときの記事と金銭の話の記事も参照してください。

迷ったときに見るのは、崩れの大きさではありません。

その不自然さは、こちらが書いたことを受けたうえで起きているか。

受けたうえで崩れているなら、間に道具か学習中の言葉が挟まっているだけです。受けていないまま崩れているなら、文が先に用意されていた可能性が出てきます。

まとめ

カカオトークで日本語がおかしいと感じたとき、その崩れは相手の素性ではなく、自分と相手の間に何が挟まっているかを映しています。翻訳を通した文、練習しながら書いた文、自分の端末が訳した文、配るために用意された文。この四つは画面の上で同じ顔をするため、助詞のずれや敬語の混ざり方を数えても区別は付きません。分かれ目になるのは、こちらの書いたことを受けているかどうかという一点だけです。不自然さが本当に害になるのは相手を疑う場面ではなく、日時や金額を決める場面です。そこだけ短く区切って言い直してもらえば、言葉の違いは越えられます。

当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、カカオトークの友達を安全に募集できます。言葉の違う相手とのやり取りに落ち着いて向き合いたい方も、ぜひご活用ください。

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