カカオトークのシステムメッセージとは|誰も打っていない行の読み方
トークルームをさかのぼっていると、自分が打った覚えもなく、相手が書いたとも思えない短い一行が挟まっていることがあります。誰かが退室したことや、送ったメッセージが取り消されたことだけを、そっけなく告げている行です。これがカカオトークのシステムメッセージで、アプリが起きたことをそのまま書き込んだものです。発言ではないので返事のしようがなく、そのくせ自分でも相手でも消せません。ここでは、この行が出る場面と、ふつうのメッセージとどこが違うのかを整理します。
トークルームに並ぶ行は、三つの出どころに分かれる
トークルームの中身は、見た目としては上から下へ続く一本の並びですが、出どころは三つあります。自分が送った行、相手が送った行、そしてアプリが置いた行です。
前の二つは吹き出しの形で左右に分かれ、送った人の名前や写真が添えられます。三つめはそのどちらでもなく、名前のつかない短い文だけがぽつんと挟まる形で現れます。書いた人がいない行だと分かってしまえば、そこから相手の気持ちを読もうとする必要はなくなります。
カカオトークのシステムメッセージが厄介なのは、見た目が地味なわりに、内容が当事者の行動そのものである点です。誰が出ていったか、誰が何かを取り消したかといった、本人が黙っていたい類の事実が、本人の手を離れたところで文字になります。
システムメッセージが出るのは、主にこの五つの場面
日常的に目にするものは、だいたい次の五つに集約されます。文面はアプリのバージョンや画面によって言い回しが変わるので、一字一句そろっているとは限りません。
| 起きたこと | 現れる文面の例 | 現れるルーム | 見える人 |
|---|---|---|---|
| 新しいメンバーが加わった | 誰それが参加しました | グループトーク・オープンチャット | ルームのメンバー全員 |
| メンバーがルームから抜けた | 誰それが退室しました | グループトーク・オープンチャット | 残ったメンバー全員 |
| 送ったメッセージを取り消した | メッセージの送信が取り消されました | すべてのトークルーム | 同じルームにいる相手 |
| ノートに新しい投稿をした | ノートが更新されました | グループトーク・オープンチャット | ルームのメンバー全員 |
| 退会してアカウントが消えた | メンバーが退出しました | 参加していたグループトーク | 残ったメンバー全員 |
このうち、自分の操作がきっかけになるのは上の四つです。最後の一つだけは、退会という別の目的で行った操作の副産物として、参加していたすべてのグループに同時に現れます。退会するとグループからは自動的に外れるため、抜ける操作を自分でしていなくても行が立ちます。
ふつうのメッセージと違うのは、送った人がいないこと
システムメッセージは、見た目こそメッセージの並びに混ざっていますが、扱いはまったく別物です。できることとできないことを並べると、性質がはっきりします。
| 操作 | 自分や相手が送ったメッセージ | システムメッセージ |
|---|---|---|
| 送り主の名前が付く | 付く | 付かない |
| あとから取り消す | 制限時間内なら取り消せる | 取り消せない |
| 長押しして転送する | 転送できる | 転送の項目が現れない |
| 引用して返信する | できる | 返す相手がいない |
| 文面を書き換える | 送る前なら直せる | 書き換える手段がない |
長押ししても転送が出てこないのは、不具合ではなく仕様です。通話の記録も同じ扱いで、メニューに転送が並びません。話の流れを誰かに共有したいときに、この行だけがついてこないのはそのためです。どうしても伝えたい場合は、画面を撮って渡すしかありません。
取り消せないという点も押さえておきたいところです。送ったメッセージなら制限時間内に引っ込められますが、退室したという事実を書いた行は、退室を取り消す手段がないのと同じように、そのルームに残り続けます。
1対1トークとグループトークでは、立つ行が違う
同じ操作でも、ルームの種類によって行が立つかどうかが変わります。ここを混ぜると、見込みが大きく外れます。
グループトークとオープンチャットでは、誰かが抜けると残ったメンバーの画面に退室の行が出ます。人数が多いルームほど流れていくのが早いだけで、出ること自体は変わりません。
一方、1対1トークで退室した場合、相手の画面には何も出ません。相手のトークルームはそのまま残り、抜けたことを知らせる行も立ちません。ただし、自分の側では履歴が消えているため、相手が次にメッセージを送ってきたときには、中身のない新しいルームから始まります。行そのものは出なくても、過去のやり取りが見当たらないことで察しがつく余地は残ります。
送信の取り消しは、ルームの種類を問わず行が残ります。1対1でも、取り消したこと自体は相手に伝わると考えてください。
黙って済ませたつもりでも、行が代わりに伝えてしまう
カカオトークのシステムメッセージを意識しておきたいのは、自分から説明していないことが文字になって相手側に置かれるからです。順番としては次のようになります。
- 自分が何かを操作する
- アプリがその事実だけを行にして、ルームに書き込む
- 相手はこちらの意図を知らないまま、その行を読む
抜ける理由も、取り消した理由も、行には書かれません。事実だけが残り、解釈は相手にゆだねられます。募集をきっかけに知り合った相手と共有しているグループなら、出入りがそのまま記録として積み上がっていきます。人の入れ替わりが多いルームで、誰がいつ抜けたかをさかのぼれてしまうのはこの仕組みのためです。
気づかれずに済ませたい事情があるなら、行が立たない方法を選ぶ必要があります。グループから静かに離れる方法はなく、通知を切って読まないでおく、といった別の手段に置き換えることになります。逆に1対1のやり取りを整理したいだけなら、相手側には何も出ないので、そこまで身構えなくて構いません。
相手の言葉だと思って読むと、噛み合わなくなる
読み違えでいちばん多いのは、この行を相手からの発言として受け取ってしまうことです。取り消しの行を見て、自分に向けて何か厳しいことが書かれたのだと思い込んだり、退室の行を別れの宣言だと受け取ったりする形です。
システムメッセージは事実だけを書き、理由は一切書きません。相手が誤って送ったものを片付けただけかもしれませんし、ルームを間違えただけかもしれません。短い一文から理由を推測しても、当たる見込みは低いと考えたほうが安全です。確かめたいことがあるなら、行を材料にするのではなく本人に聞くのが近道です。
相手が韓国語を使っている場合も同じで、この行はやり取りの文面ではなくアプリ側の表示なので、韓国語の読解力があるかどうかとは関係がありません。訳そうとして噛み合わないと感じたら、そもそも誰の言葉でもない行を訳そうとしている可能性があります。
まとめ
- カカオトークのシステムメッセージは、自分でも相手でもなくアプリが書き込む行で、名前が付かず短い事実だけを伝える
- よく出るのは、参加、退室、送信の取り消し、ノートの更新、退会にともなう離脱の五つの場面
- 取り消すことも書き換えることもできず、長押ししても転送の項目が現れない
- グループトークでは退室の行が立つが、1対1トークでは相手側に何も出ない
- 行には理由が書かれないため、意味を読み取ろうとせず、必要なら本人に確かめる
当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、カカオトークの友達を安全に募集できます。グループでのやり取りを始める前に、ここで整理した行の読み方を役立ててください。