カカオトーク 脈ありサインは画面に出ない|材料になるものとならないもの
カカオトークでやり取りしている相手が自分をどう思っているのか、画面のどこかに手がかりがないかと探してしまう場面があります。既読がつく速さ、返ってくる文章の長さ、プロフィールの変化。カカオトークの脈ありサインとして語られるものは、どれも画面に表示される要素です。
ところがカカオトークの画面には、好意を示す欄がありません。並んでいるのは操作の結果だけで、その操作が自分に向けられたものなのか、ほかの人にも同じように行われているのかは区別されないまま表示されます。この記事では、脈ありのサインとされるものを相手の操作の側から並べ直し、判断の材料になるものとならないものを分けて整理します。
画面に並んでいるのは、気持ちではなく操作の結果
カカオトークが残しているのは、送られた、読まれた、変更された、という事実だけです。プロフィールを何度開かれたかは記録されず、足あとにあたる仕組みもありません。既読も読んだかどうかを示すだけで、何時に読んだかまでは残らない仕様です。
そのため、こちらの画面に出ているものはすべて、相手が何らかの操作をした痕跡ということになります。問題は、その操作が自分のために行われたのか、友だち全員に対して一度に行われたのかを、画面が区別してくれない点です。カカオトークで脈ありかどうかを読み取ろうとするとき、つまずくのはいつもここです。読んだ時刻が分からない仕組みについては、時刻の残り方を扱った記事にまとめています。
脈ありサインとされるものを、相手の操作から見直す
よく挙がるサインを、相手の側で実際に起きている操作に置き換えると、性質が二つに分かれます。
| よく挙がるサイン | 相手の側で起きていること | 自分にだけ向く操作か |
|---|---|---|
| 返信が速い | 通知に気づいて手が空いていた | 向かない |
| 文章が長い | もともとの書き方の癖 | 向かない |
| スタンプやリアクションが多い | 一度の操作で押せるもの | 向かない |
| プロフィールが変わった | 友だち全員の画面が同時に変わる | 向かない |
| 誕生日を祝われた | アプリが日付を表示していた | 向かない |
| 通話に誘われた | 相手の時間がその場で止まる | 向く |
| 前に話した内容が出てくる | 会話を覚えている、読み返している | 向く |
上の五つは、相手がほかの誰に対しても同じようにできることです。下の二つは、相手が自分に向けてしか起こせません。ここが、材料になるかどうかの分かれ目になります。
速さと量は、相手の都合で決まっている部分が大きい
返信の速さは、好意の量ではなく、通知に気づけたかどうかで大きく動きます。通知を切っている相手であれば、アプリを開くまで届いたこと自体を知りません。移動中か、仕事中か、という事情も同じだけ影響します。
文章の長さも同様です。翻訳を通してやり取りしている相手は、訳がぶれないように短く区切って書くことが多く、短さが冷たさを意味しません。この点は返事が短い理由を扱った記事に、返信が遅い場合の見方は返信の遅さを扱った記事に整理してあります。
そしてもう一つ、相手が同時に何人とやり取りしているかは、こちらの画面には映りません。同時進行の仕組みは複数の相手とのやり取りを扱った記事で解説していますが、見えないという点だけは押さえておく必要があります。
画面のほうから現れたものは、相手が操作していないことがある
誕生日のお祝いは分かりやすい例です。相手の誕生日は、相手が何もしなくても日付が来ればこちらの画面に表示されます。祝ってもらえたという出来事も、相手の画面に同じように表示が出ていただけ、ということが起こります。
プロフィールの変化も、相手ごとの出し分けを使っていない限り、友だち全員に向けられたものです。自分宛の合図として読むのが難しい理由は、プロフィールが変わったときの見え方を扱った記事で詳しく扱っています。スタンプについても、相手が送れるのは持っているものの範囲に限られます。
材料になるのは、相手が自分にしかできないこと
逆に、ほかの人には向けられないものだけが判断の材料になります。
| 材料になるもの | そこから言えること | 機能で代わりが利くか |
|---|---|---|
| 前に話した内容を持ち出す | 会話を覚えている | 利かない |
| こちらの都合に合わせて時間を決める | 予定を空けている | 利かない |
| 相手から始まるやり取りがある | 思い出して開いている | 利かない |
| 質問に具体的な形で答える | あとから確かめられる答えを返している | 利かない |
どれも機能の操作ではなく、文面の中にしか出てきません。ここに逆説があります。手間のかからない操作ほどサインとして語られ、手間のかかるものは画面に印が付かないので見落とされるのです。相手から始まるやり取りの見方は連絡頻度を扱った記事、答えの確かめ方は相手に質問するときの記事に整理しています。
確かめようとする行動は、相手の画面では同じ形に見える
気持ちを確かめようとして、既読をつけずに読む、わざと返信を遅らせる、別のアカウントから様子を見る、といった方法を試したくなることがあります。ただし相手の画面では、これらはすべて「返信が来ていない」という一つの状態にしか映りません。意図を伝える手段がない以上、試したこと自体が相手に伝わることはないのです。
そのうえ、駆け引きを続けると自分の側の材料まで減ります。こちらから送らない期間が長くなるほど、相手から始まったやり取りなのかどうかが分からなくなるためです。知り合って間もない相手であれば、こうした振る舞いが警戒の目印に当たることもあります。その仕組みは怪しまれる理由を扱った記事にまとめました。
迷ったときは、一つの問いに置き換えると早く済みます。そのサインは、相手が自分にだけできることか。答えがいいえなら、それは材料ではなく、たまたま自分の画面に届いた表示です。
まとめ
カカオトークの脈ありサインについて整理すると、次のようになります。
- 画面に残るのは操作の結果だけで、好意を示す表示は用意されていない
- 返信の速さや長さは、通知の設定や書き方の癖に左右される
- プロフィールの変化や誕生日の表示は、自分宛の合図とは限らない
- 材料になるのは、相手が自分にしか向けられないことだけ
- 確かめるための駆け引きは、相手の画面では返信がない状態としか映らない
読み取れないことが分かっていれば、当たらない推測に時間を使わずに済みます。機能の側ではなく、やり取りの中身を見るほうが、結果として早く見当がつきます。当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、カカオトークの友達を安全に募集できます。ぜひご活用ください。