カカオトークのリンクプレビューとは|表示の出どころと出ないときの原因
カカオトークでウェブページのアドレスを送ると、メッセージの下に題名や画像の入った小さなカードが付くことがあります。これがカカオトークのリンクプレビューです。開く前に中身の見当がつくので便利ですが、「この題名や画像は誰が決めているのか」を知らないまま使っている人がほとんどです。
この記事では、カカオトークのリンクプレビューがどこから来ているのか、出ないときや古いままのときに何が起きているのか、送る側と受け取る側がそれぞれ気をつけたい点を整理します。
カカオトークのリンクプレビューの仕組み
リンクプレビューに出る題名や画像は、カカオトークが中身を読んで要約したものではありません。リンク先のページが「このページを紹介するときはこう見せてほしい」と自分で用意している情報を読み取って、カードの形に並べているだけです。
つまり、カードに書かれている内容は、そのページの作り手による自己紹介です。ニュースサイトなら記事の見出しと写真、通販サイトなら商品名と商品画像というように、作り手が選んだものがそのまま出ます。
この仕組みから、次の二つのことが言えます。
- 作り手が紹介用の情報を用意していなければ、プレビューは出ないか、アドレスだけの寂しい表示になる
- 作り手がどんな題名や画像を用意するかは自由なので、カードの見た目はページの中身を保証しない
プレビューに出るものと、その出どころ
カードに並ぶ要素を、出どころごとに分けると次のようになります。
| カードに出るもの | どこから来ているか | 手がかりとしての強さ |
|---|---|---|
| 題名 | ページの作り手が用意した紹介文 | 作り手が自由に書けるので弱い |
| 画像 | ページの作り手が選んだ画像 | 別のサイトの画像も使えるので弱い |
| 説明文 | ページの作り手が用意した要約 | 題名と同じく弱い |
| サイト名やアドレスの一部 | リンクのアドレスそのもの | 比較的強いが、似せた綴りに注意 |
表のとおり、作り手が書き換えられないのはアドレスの部分だけです。ただし、有名なサービスの名前に一文字だけ違う綴りを混ぜたアドレスもあるため、ここも「見れば分かる」ものではありません。
リンクプレビューが出ないときの主な原因
同じようにリンクを送っても、カードが付くときと付かないときがあります。多くは次のどれかに当てはまります。
- ページ側が紹介用の情報を用意していない:個人のページや古いページでは珍しくありません。カカオトーク側の不具合ではないので、送り直しても変わりません。
- ログインしないと見られないページ:会員専用の画面や共有設定のかかった資料は、外から中身を読み取れないため、ログイン画面の情報が出たり何も出なかったりします。
- アドレスの前後に文字がくっついている:アドレスの直後に句読点や別の文字が続いていると、正しく読み取れないことがあります。アドレスの前後に空白や改行を入れて送り直すと直る場合があります。
- 通信が不安定:プレビューはメッセージ本体とは別に読み込まれるため、電波の弱い場所では文字だけが先に表示されることがあります。
- 転送用の短いアドレス:短縮されたアドレスでは、転送先のページの情報がうまく出ないことがあります。
題名や画像が古いままのとき
ページの内容を更新したのに、カードには以前の題名や画像が出続けることがあります。一度読み取った情報がしばらく使い回されるためで、時間をおくと新しい内容に変わることがほとんどです。送る側で急いで直す方法は基本的にないと考えておきましょう。
リンクを送る側が気をつけたいこと
リンクプレビューは、送る側が思っている以上に多くの情報を相手の画面に残します。
- 題名に個人的な情報が入っていないか:予約確認ページや共有した資料の題名に、自分の名前や日付、場所が入っていることがあります。アドレスだけ送ったつもりでも、題名がカードとして相手に見えます。
- 画像が意図しないものになっていないか:ページによっては、紹介用の画像に思わぬ写真が設定されていることがあります。
- グループでは全員に同じカードが見える:グループのトークルームに送ったリンクは、メンバー全員の画面に同じカードで並びます。
送ったあとで気づいた場合は、送信から5分以内であれば送信取り消しができます。それを過ぎると相手の画面からは消せないので、大事なリンクほど送る前に一度、題名を確認しておくと安心です。
リンクを受け取った側が気をつけたいこと
カカオトークのリンクプレビューは「開く前に中身を確かめられる」機能に見えますが、実際には作り手の自己紹介を見せているだけです。有名な会社のロゴや公式らしい題名が出ていても、それはページの作り手がそう設定したという意味でしかありません。
受け取ったリンクを開くか迷ったときは、カードの見た目ではなく、次の点で判断しましょう。
- そのリンクを自分から頼んだかどうか
- 会話の流れの中で自然に出てきたリンクかどうか
- アドレスの綴りが、知っているサービスのものと完全に一致しているか
もし開いてしまって不安な場合は、開いた先で何かを入力したかどうかで対処が変わります。入力していなければ、慌てて何かをする必要はほとんどありません。
まとめ
- カカオトークのリンクプレビューは、リンク先のページが自分で用意した題名や画像を並べたもの
- カードの見た目はページの作り手が自由に決められるため、安全の証明にはならない
- プレビューが出ないのは、ページ側が情報を用意していない・ログインが必要・アドレスに文字がくっついている・通信が不安定などが主な原因
- 題名や画像が古いままなのは、読み取った情報が使い回されているためで、時間をおけば変わることが多い
- 送る側は、題名に個人的な情報が入っていないかを送る前に確認する
リンクプレビューの仕組みを知っておくと、送るときも受け取るときも、カードの見た目に振り回されずに済みます。
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