カカオトークで元に戻すには|戻せる操作と戻せない操作の見分け方
カカオトークで何かを変えたあと、元に戻すにはどうすればいいのか。答えは操作によって大きく違い、何度でも戻せるものと、一度きりで戻らないものがはっきり分かれています。この記事では、カカオトークで元に戻す操作を種類ごとに分類し、押す前に戻せるかどうかを見分ける基準を整理します。
元に戻すという言葉が、二つの意味で使われている
「元に戻したい」と思う場面には、性質の違う二つが混ざっています。
一つは、設定や見た目を前の状態にしたい場合です。テーマを変えたら見づらくなった、文字サイズを大きくしすぎた、通知を切ったら気づけなくなった、といったものがこれにあたります。
もう一つは、実行してしまった操作をなかったことにしたい場合です。友だちを削除した、トークルームを退出した、メッセージを消した、退会した。こちらは戻すというより、取り消すに近い願いです。
カカオトークにはパソコンの「元に戻す」ボタンのような、直前の操作を一段階ずつさかのぼる仕組みがありません。そのため、前者は自分でもう一度設定し直すことになり、後者はそもそも手段があるかどうかから確かめる必要があります。
何度でも元に戻せる操作
自分の端末の中だけで完結している設定は、変えたのと同じ場所から戻せます。
| 変えたもの | 戻し方 | 戻したあとの状態 |
|---|---|---|
| テーマ・背景 | 同じ設定画面で元のものを選び直す | 完全に元通り |
| 文字サイズ | スライダーを元の位置に戻す | 完全に元通り |
| 通知のオン・オフ | 同じ項目を切り替え直す | 切っていた間に来た通知は出ない |
| トークルームの上部固定 | 固定を解除する | 並び順が元の基準に戻る |
| 友だちの非表示 | 非表示リストから友だちリストへ戻す | トーク履歴も残ったまま |
| ブロック | ブロックリストから解除する | ブロック中に送られた分は届かない |
この列に共通しているのは、変更した内容がどこにも送られていない点です。相手の画面にも履歴にも影響していないので、切り替えのスイッチを反対側に倒すだけで済みます。
ただし表の右端を見ると、完全に元通りと書けない行があります。通知やブロックのように、オフにしていた期間そのものが残るものは、状態は戻っても、その間に流れた分までは取り返せません。
元に戻せない操作
一方、次の操作は実行した時点で戻せなくなります。
| 操作 | 戻せない理由 |
|---|---|
| 友だちの削除 | 相手のIDやQRコードで追加し直すしかない |
| トークルームの退出 | 履歴が消え、グループには再招待が必要 |
| メッセージやトーク履歴の削除 | アプリ内に復元する機能がない |
| 送信から時間が経ったメッセージ | 送信取り消しには時間制限がある |
| アカウントの削除(退会) | 友だちリストもトーク履歴も戻らない |
| カカオトークIDの設定 | 一度決めると変更できない |
理由の書き方が二通りに分かれていることに気づくと思います。「別の手段で作り直せる」ものと、「作り直す手段自体がない」ものです。友だちの削除は前者で、相手の連絡先を知っていれば関係そのものは復旧できます。退会や履歴の削除は後者で、こちら側にも相手側にも復元の入口がありません。
押す前に見分ける三つの質問
戻せるかどうかは、操作を実行する前に次の三つで判定できます。
- その変更は自分の端末の外に出るか。 出ないなら、たいてい戻せます。表示や通知はここに入ります。
- 元のデータが残る場所があるか。 非表示やブロックは、リストという置き場所があるので戻せます。削除は置き場所ごとなくなります。
- 相手の画面が関わるか。 関わるものには時間制限がつくか、そもそも戻せません。送信取り消しが代表例です。
三つとも「はい」に近いほど気軽に試せて、「いいえ」が混ざるほど慎重になるべき操作、という見方ができます。設定画面をいろいろ触ってみるのが怖いという人は多いのですが、質問1の段階で止まる項目なら、実際に触って確かめるほうが早く理解できます。
戻せない操作に備える
戻せない側の操作は、実行前の一手間でしか備えられません。
- 削除の前に、相手のカカオトークIDをメモしておく。 友だちリストから消すと、そのIDを画面上で確認する手段がなくなります。
- 退出する前に、必要なやり取りを残しておく。 退出後にトーク履歴を見返すことはできません。
- 退会を考えているなら、先に一度アプリを消すだけにとどめる。 アプリの削除とアカウントの削除は別物で、前者なら入れ直せば元に戻ります。
- 迷ったら、まず通知だけ切る。 相手との関係を変えずに、届く音だけを止められます。
最後の項目は特に、募集で知り合った相手とのやり取りに疲れたときに役立ちます。いきなり削除やブロックに進まなくても、通知を切って一日置けば、判断を先延ばしにできます。そして通知は、いつでも元に戻せる側の操作です。
それでも戻せなかったときの考え方
すでに実行してしまった場合、探すべきなのは復元機能ではなく、代わりの入口です。
友だちを消してしまったなら、共通の知り合い、以前のやり取りのスクリーンショット、掲示板に残っている投稿など、IDが書かれている場所を思い出すほうが早く解決します。グループを抜けてしまったなら、参加者の誰かに再招待を頼むことになります。
アプリの中に復元ボタンを探し続けるより、外側に残っている手がかりを当たるほうが現実的です。カカオトーク側に用意されていない機能は、待っても現れません。
まとめ
カカオトークで元に戻す操作は、次のように整理できます。
- テーマ・文字サイズ・通知・固定・非表示・ブロックは、同じ場所から何度でも戻せる
- 削除・退出・退会・ID設定は、実行した時点で戻せなくなる
- 見分ける基準は「端末の外に出るか」「元のデータの置き場所があるか」「相手の画面が関わるか」の三つ
- 通知やブロックは状態こそ戻るが、切っていた期間に流れた分は取り返せない
- 戻せない操作は、実行前にIDを控える・履歴を残すといった備えでしか対処できない
- すでに実行したあとは、復元機能ではなく代わりの入口を探すほうが早い
戻せる操作かどうかを先に確かめる習慣がつくと、設定画面を触ることへの抵抗も減ります。当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、こうした設定を一度確認したうえで、カカオトークの友達を安全に募集できます。ぜひご活用ください。