カカオトークの設定が効いているか確かめる方法|証拠がどこに出るかで分かれる

設定・カスタマイズ

安全のための設定をひととおり切り替えたあと、カカオトークの設定が効いているか気になったことはないでしょうか。設定画面をもう一度開いても、そこに出ているのはスイッチがオンかオフかという今の状態だけで、切り替えてから実際に何かが変わったのかは表示されません。この記事では、カカオトークの設定が効いているかを確かめる方法を、効き目の証拠がどこに出るかで分けて整理します。自分ひとりで分かるもの、待てば分かるもの、相手の画面を借りるしかないものは、はっきり分かれています。

設定画面が示しているのは、スイッチの向きだけ

設定を切り替えたあとの画面は、切り替える前とほとんど同じ顔をしています。違うのはスイッチの向きだけで、「この設定はいつから有効です」とも「切り替えてから何件を止めました」とも出ません。動いた履歴が残らないので、設定画面を見返して分かるのは、自分が何を選んだかというところまでです。

つまり、設定画面は選んだ内容を思い出させてはくれても、効いているかどうかの答えは持っていません。効き目を確かめたいなら、設定画面ではなく、その設定が働く場面のほうを見に行く必要があります。なお、切り替える前に起きた分にはさかのぼって働かないという別の性質もありますが、そちらは設定を後から変えたときの話をまとめた記事のほうに整理してあります。

効き目の証拠がどこに出るかで3つに分かれる

カカオトークの設定は、効いたときに何が現れるかで性格が変わります。

設定の例効いたときに現れるもの自分だけで確かめられるか
文字サイズ・フォント・テーマ画面の見た目そのものが変わる変えた瞬間に分かる
パスワードロックアプリを開き直すと入力画面が出る一度閉じれば分かる
通知のオンオフ・ポップアップの中身次に誰かから届いたときの鳴り方と表示誰かから届くのを待てば分かる
連絡先の自動同期をオフ友だちが自動で増えなくなる何も起きないので分からない
知らない人からの受信を制限見知らぬ相手からのメッセージが届きにくくなる何も起きないので分からない
IDでの検索を許可相手が検索したときに自分が出るかどうか相手の画面にしか出ない
友だちへの追加を許可番号を知っている相手が追加できるかどうか相手の画面にしか出ない

上の2行は、設定を変えた結果が画面の見た目そのものなので、確かめるという作業すら要りません。3行目も、次に誰かからメッセージが届いた時点で答えが出ます。難しいのはその下です。

「何も起きない」は、効いた証拠にはならない

自動同期をオフにしたあと、一週間たっても友だちが一人も増えなかったとします。このとき起きうることは二つあります。設定が働いて自動追加が止まった場合と、そもそもこの一週間、自分の番号を電話帳に登録した人が一人もいなかった場合です。画面に出てくるものは、どちらでも同じ「何も増えていない友だちリスト」です。

見知らぬ相手からの受信を制限したときも同じです。制限が働いて弾かれたのか、その期間にたまたま誰からも連絡が来なかったのかは、区別できません。弾かれた分は自分の画面に残らないので、止めた実績という形の証拠が最初から生まれないからです。

ここが、効き目を確かめようとするときのいちばん大きな分かれ目になります。効いたときに何かが起きる設定は確かめられますが、効いたときに何かが起きなくなる設定は、原理的に確かめようがありません。この種の設定でできるのは、スイッチが希望どおりの向きになっているかを目で見ることまでで、そこから先は仕組みを信じて使うことになります。逆にいえば、何も起きないからといって設定を疑い、何度も切り替え直す必要はありません。

相手の画面にしか出ないものは、見てもらうしかない

検索や追加の許可は、働く場所が相手の操作の中にあります。相手がIDを入力して検索し、その結果に自分が出るかどうかが効き目そのものなので、自分の端末をどれだけ操作しても答えは出てきません。

このときに使える手は、相手に一度試してもらうことです。頼み方には少しコツがあり、設定の項目名を出して頼むと相手を問いただす形になりやすくなります。相手側の設定が原因になる場面を扱った記事でも触れているとおり、普段どおりの行為としてお願いするほうが通ります。「このIDで探してみてもらえますか」「番号から出てくるか見てもらえますか」といった言い方であれば、相手は設定画面を開かずに済みます。

なお、募集を出したのに反応がなく、自分の許可設定を疑っているという状況であれば、友達募集で反応がないときを扱った記事のほうに、確かめる順番をまとめてあります。

試すための相手を自分で用意すると、条件が崩れる

誰かに頼まずに済ませたい場合、自分でもう一つの画面を用意する方法が考えられます。ただし、どの方法にも再現できない部分があります。

用意するもの確かめられること崩れてしまう条件
同じアカウントで別の端末にログイン通知の鳴り方や届いたメッセージの見え方自分の画面が一つ増えるだけで、相手側にはならない
もう一つのアカウントを作る検索して出てくるか、追加できるか作るときに自動追加をオフにしないと、元のアカウントと結びついてしまう
家族や知人に見てもらう実際に相手の端末で起きることすでに友だちなので、知らない相手から見た状態にはならない

一行目は勘違いされやすいところです。パソコンやタブレットに同じアカウントでログインしても、映るのは自分の画面です。新しいメッセージは全部の端末に届きますが、過去のやり取りはサブの端末に自動では同期されません。増えるのは窓であって、相手の視点ではありません。

三つに共通しているのは、試す側が自分とつながってしまうと、確かめたかった「知らない相手から見た状態」がその時点で消えるという点です。もう一つのアカウントを作るときに自動追加を切っておくべきなのも、単に身元を隠すためだけでなく、試すための条件を保つためでもあります。

変えた直後に、日付だけ残しておく

効き目を確かめられない設定については、あとから「これはいつ変えたのだったか」が分からなくなることが起きます。設定画面は変更日を記録しないので、思い出す手がかりは自分の記録にしかありません。自分だけのトークルームに「同期をオフにした」と一行だけ送っておくと、あとで状況が変わったときに、設定のせいなのか別の理由なのかを切り分けやすくなります。ただし、アプリを開けなくなると読めなくなる情報もあるので、置き場所の選び方については控えをどこに残すかを扱った記事のほうも参考にしてください。

迷ったときの見分け方は、ひとつの問いに落とせます。その設定が効いたとき、新しく何かが起きるのか、それとも何かが起きなくなるのか。 起きる側なら、待つか開き直すかで確かめられます。起きなくなる側なら、確かめる手立ては最初からありません。この区別がつくと、確かめられないものを確かめようとして時間を使うことがなくなります。

まとめ

カカオトークの設定が効いているかは、設定画面ではなく、効き目の証拠がどこに出るかを見ると判断できます。見た目が変わるものはその場で、通知に関わるものは次に届いたときに分かります。一方で、自動追加や受信制限のように「起きなくなること」が効き目である設定は、止めた実績が画面に残らないため、確かめようがありません。検索や追加の許可は相手の画面で働くので、相手に一度試してもらうのが最短です。試すための相手を自分で用意する場合は、その相手と自分がつながった時点で条件が崩れることに注意してください。

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