カカオトークで名前がハングルで読めないとき|探し方と呼び方の整理
カカオトークで韓国の相手と友だちになると、友だちリストに並ぶ名前がハングルのままで読めない、という状態になることがあります。会話のほうは翻訳を使えば進んでいくのに、相手の名前だけが読めない文字列として残り続ける。この記事では、名前がハングルで読めないときに画面の中で何が起きているのかを整理し、探す・呼ぶ・見分けるという場面ごとの対処をまとめます。
名前だけは、翻訳が届かない場所に置かれている
カカオトークの翻訳が働くのは、トークルームに文字として流れてきたメッセージだけです。相手のプロフィール名やステータスメッセージ、トークルーム名はトークルームの外にある表示なので、翻訳の対象になりません。詳しい線引きは、翻訳が使える場所と使えない場所をまとめた記事にあります。
ここから少し奇妙な状態が生まれます。話している内容は訳せるのに、誰と話しているのかを示す部分だけが訳されないまま残るわけです。しかも読めなくても会話は成立してしまうので、困っていることに気づく場面が遅れてやってきます。
読めなくて困るのは、会話の外側だけ
名前がハングルで読めないと何に支障が出るのかを、場面ごとに並べてみます。
| 場面 | 名前が読めないと止まるか | 理由 |
|---|---|---|
| 会話を続ける | 止まらない | 本文は翻訳の対象なので、名前を読まなくても内容は追える |
| 一覧から相手を探す | 止まる | 友だちリストは名前順に並び、検索も名前を打ち込む前提になっている |
| 名前で呼びかける | 止まる | 韓国語の敬称は名前につけて使うため、読み方が分からないと組み立てられない |
| 似た相手と見分ける | 止まる | 読めない文字列どうしを並べても、どこが違うのかを目で追えない |
| 名前が変わったと気づく | 止まる | 前の表示を覚えていないので、書き換えられても比べようがない |
上から順に読むと、止まるのはすべて会話の外側だと分かります。例外は一つ目だけで、しかもいちばん時間を使う場面です。だからこそ、探そうとした日や呼びかけようとした日に初めてつまずきます。
つまりこれは「韓国語が読めない」という語学の問題ではなく、相手を指し示す文字列が自分の手に負えない形になっているという道具の問題です。解決の方向も、韓国語を覚えることではなく自分が扱える形へ置き換えることになります。
探すときに最初に止まる
カカオトークで相手が見つからないときの案内は、たいてい「友だちリストの検索窓に相手の名前を入力して探す」という形になっています。友だちリストは名前順に並ぶので、名前が分かっていれば上から順にたどれる、というのがその前提です。二つの一覧の違いは、友だちリストとトーク一覧を比べた記事にまとめてあります。
この案内は、名前を打ち込めることを暗黙の前提にしています。ハングルの名前はここで前提から外れます。入力するには端末側にキーボードを追加する必要があり、その手順はハングル入力を扱った記事にありますが、相手を一人探すためだけに切り替えるのは割に合わないと感じる人も多いはずです。
現実的な回避策は次の二つです。
- トークルームから名前をコピーして検索欄に貼り付ける — 自分で打つ必要がなくなります
- 自分の言葉で分かる呼び名に置き換える — 相手の表示名を自分の画面だけで書き換えられる別名の機能があります。手順は別名の設定方法をまとめた記事にあります
二つ目のほうが根本的です。置き換えてしまえば、探す・見分ける・思い出すのすべてが自分の言葉で済みます。相手には通知も表示もされません。
相手が名前を変えると、手がかりが途切れる
プロフィール名は、相手がいつでも自由に変更できます。変更されても通知は届かず、いつ変わったのかを確かめる手段もありません。この点は、相手のプロフィールが変わったときの記事で詳しく扱っています。
読める名前であれば、書き換えられても「前と似ている」「一文字だけ足された」と気づけます。ところが読めない文字列は、前の状態を覚えていないので比較そのものが成り立ちません。読めない名前が別の読めない名前に変わっただけ、という形で手がかりが途切れます。
ここで効いてくるのが、自分で決めた呼び名です。相手が何度書き換えても、自分の画面に出る文字列は変わりません。相手の操作で変わらない呼び名は、自分でつけたものだけです。
呼びかけるときは、読み方そのものが要る
韓国語では、名前に敬称をつけて呼ぶのが基本の形です。親しくなる前の段階では、名前のあとに「씨」や「님」をつける言い方がよく使われます。使い分けは韓国人の呼び方を整理した記事にまとめています。
問題は、この形が名前の読みを前提にしていることです。文字列をそのまま貼りつけて敬称を足しても、自分では何と発音しているのか分からないまま送ることになります。通話に切り替えたときには、呼びかけそのものができません。
読み方を相手に聞くのは詮索にはあたりません。プロフィールには読み仮名を入れる欄がなく、画面側で読みを補う仕組みも用意されていないので、聞く以外に読みを知る方法が残されていないからです。聞けたら、その読みをカタカナで自分用の呼び名に書き添えておくと、次から迷いません。
相手を指す言葉は二つあって、性質がちょうど逆
カカオトークで相手を指す文字列は、プロフィール名とカカオトークIDの二つです。この二つは、性質がほぼ正反対になっています。
| 見る点 | プロフィール名 | カカオトークID |
|---|---|---|
| あとから変わるか | 相手がいつでも変えられる | 一度設定すると変更できない |
| 自分の端末で打てるか | ハングルだとキーボードが要る | 半角英数字なので必ず打てる |
| 翻訳できるか | 訳せない場所にある | 訳す対象ではない |
| 同じものが複数あり得るか | 同じ表示名は何人いても構わない | 重複しない |
| どうやって手に入るか | 友だちになれば自動的に見える | 相手が教えてくれたときだけ |
名前は「勝手に手に入るが当てにならないもの」、IDは「手に入りにくいが当てにできるもの」です。表示名は誰を指しているかを保証する識別子ではない、という点は、相手が誰かを確かめる方法をまとめた記事でも触れています。
こう並べると、掲示板でカカオトークIDを教え合うやり方が、読めない名前の問題を最初から避けていることが分かります。連絡先の教え方ごとの違いは、教え方を比べた記事にまとめています。
相手の画面でも、同じことが起きている
忘れられがちですが、この状況は一方通行ではありません。こちらの表示名が日本語であれば、韓国の相手の画面にも読めない文字列が並んでいます。相手も同じように、探すときと呼ぶときに止まっています。
しかも、相手の画面に自分がどう表示されるかは相手側の状態で決まります。相手が自分に別名をつけていれば、こちらがプロフィール名を書き換えても相手の画面は変わりません。この仕組みは、名前の変更が相手にどう見えるかを扱った記事で解説しています。つまり名乗り直したいときに自分のプロフィール名を書き換えるのは確実な方法ではなく、呼んでほしい名前は最初のやり取りで一度文字にして送っておくほうが確実です。トークルームに流れた文字なら翻訳の対象になります。
最後に、読めない名前を判断の材料にしないことも大事です。表示名は本名である保証がなく、同じ表示名の相手が何人いても構わない仕様です。読めないから怪しい、読めるから安心、という結びつけには根拠がありません。相手の見方は、信頼できる相手かを考えた記事で扱っています。
まとめ
カカオトークで名前がハングルで読めないのは、名前が翻訳の届かない場所に置かれているためです。会話は翻訳で進むのに、相手を指す文字列だけが手つかずで残り、困るのは探す・呼ぶ・見分けるという会話の外側に限られます。
対処としては、自分の画面の表示を自分の言葉に置き換えてしまうのが最も確実です。相手が書き換えても影響を受けず、探すときにも呼ぶときにも使えます。読み方は相手に聞いて構いません。読みを入れる欄がない以上、聞く以外の方法が用意されていないからです。そして相手を確実に指せる文字列はカカオトークIDのほうで、半角英数字なのでどんな端末でも打てます。
当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、カカオトークIDを使って韓国の友達を安全に募集できます。名前が読めない相手ともつながれる形になっていますので、ぜひご活用ください。