カカオトークで定期的にやることは?期限があるものだけ先に押さえる

使い方ガイド

カカオトークの解説を読んでいると、「定期的にバックアップを取りましょう」「定期的に設定を見直しましょう」といった一文によく出会います。ところがカカオトークには、前回それをやったのがいつなのかを記録する場所がありません。思い出させてくれる仕組みもないため、定期的にやることを日付で守ろうとすると、たいていは続かないまま終わります。

この記事では、カカオトークで定期的にやることとして勧められている作業を並べ直し、本当に日数で決まっているものと、そうでないものを分けます。先に結論を書くと、日付を気にする必要があるのはごく一部で、残りは出来事や症状をきっかけにすれば間に合います。

「定期的に」の中身は3種類に分かれている

同じ「定期的に」でも、決まり方はまったく違います。分かれ目は、カカオトーク側が日数を数えているかどうかです。数えているものは、こちらが何もしなくても状態が変わっていきます。数えていないものは、放っておいても状態はそのままなので、思い出したときにやれば間に合います。

定期的にと言われる作業何で決まるか先延ばしにすると
使っていないアカウントへのログイン日数サーバーに残っている分を取り出せなくなる
受け取った写真や動画の保存日数保存期間を過ぎて開けなくなる
トーク履歴のバックアップ出来事と日数引き継ぎに間に合わず、古いものは期限切れになる
プライバシー設定の見直し出来事意図しない相手から見つかる状態が続く
自動で追加された友だちの確認出来事覚えのない相手が並んだままになる
パスワードやパスコードの変更出来事心当たりが出てから手を打つのが遅れる
キャッシュや容量の整理症状動作が重くなり、保存もしにくくなる
通知を切ったトークルームの確認症状連絡に気づかない状態が続く

日数の行だけが、期限を過ぎたら取り返しがつきません。出来事と症状の行は、きっかけが来てから動いても失うものがない作業です。

日数で決まるのは、預けたままのものだけ

長く使わないアカウントについて「ときどきログインを」と勧められるのは、アカウントが消えるからではありません。しばらく開かなくても、アカウントそのものや友だちリスト、プロフィールは基本的にそのまま残ります。使わない期間が延びたときに失われるのは、カカオトークのサーバーに置いたままになっている過去のメッセージや写真、動画のほうです。

つまり、定期的にログインする本当の目的は、アカウントを守ることではなく、預けたままのものを取りに行くことです。60日や1年といった区切りで具体的に何が起きるかは、それぞれの解説記事にまとめています。

ここで一つ、作業を減らせる考え方があります。保存期間は、ログインしていてもしていなくても進みます。受け取ったその場で端末に保存してしまえば、あとから慌てて取りに行く必要がなくなり、定期的にやることが一つ減ります。認証番号のように数分で切れる期限もありますが、これは受け取ったらすぐ使うだけの話なので、定期作業には含まれません。

バックアップは取ったあとにも期限がある

定期的にやることの中で、バックアップだけは性質が違います。作った結果にも保存期間があり、期限を過ぎると新しい端末で受け取れなくなるからです。「前に取ってあるから大丈夫」が成立しないのはこのためで、古いバックアップは、あるのに使えないという形で裏切ります。

しかも取り直せるのは旧端末が手元にあるうちだけです。端末が壊れたり手元から離れたりしたあとでは、期限が切れていても作り直せません。この点だけは日付ではなく、機種変更の予定が決まった時点で取り直すのがいちばん確実です。バックアップに設定する暗証番号は後から調べ直せないので、控える先はカカオトークの中ではなく別の場所にしておきます。

出来事をきっかけにまとめてやると続く

日付で回すのをやめて、出来事が起きたときにまとめて見る形にすると、記憶に頼らずに済みます。どれも「そのとき一度やれば、次の出来事まで放っておいてよい」作業です。

きっかけそのときに見ておく場所
アプリを更新して画面が変わったと感じた設定に増えた項目、見当たらなくなった項目
機種変更の予定が決まったバックアップの取り直しと暗証番号
引き継ぎが終わった直後初期値に戻っていないかどうかの確認
自分のカカオトークIDを公開した、公開をやめた検索の許可と友だち追加の範囲
覚えのない相手が友だちに並んだ連絡先の同期設定
端末を人に触られた、手元から離れたログイン中の端末とロックの設定
しばらくぶりに開いたまだ開ける写真や動画の保存

プライバシー設定については、どのタイミングで見直すべきかを整理した記事が別にあります。引き継ぎのあとに設定が初期値へ戻っている場合があることも含め、そちらを確認してください。

症状が出てからで間に合うもの

キャッシュや容量の整理は、重いと感じてからで構いません。キャッシュを消してもトーク履歴は残るため、先回りしてやっても得られるものは容量だけです。反対に、容量が足りないまま使い続けると写真を保存できないので、症状が出た時点が動くタイミングになります。

通知を切ったトークルームの見直しも同じで、連絡を見落としたときがきっかけです。無期限で通知を切ったまま忘れているルームは、通知が来ない以上、自分から一覧を開く以外に気づきようがありません。

覚えておくべきは、症状が出てからでは間に合わないのが期限のあるものだけ、という点です。写真の保存とバックアップ。この二つ以外は、何かが起きてから手を付けても失うものはありません。

前回いつやったかは自分で残すしかない

カカオトークは、設定を変えた時刻も、手続きをした時刻も残しません。時刻が画面に残るのは送信したメッセージなど限られたものだけです。そのため「前回パスワードを変えたのはいつか」を後から画面でたどる方法はありません。

日付で管理したい作業があるなら、やった時点で自分だけのトークルームに一言送っておくと、その送信時刻がそのまま記録になります。送ったものにだけ時刻がつく性質を、記録の代わりに使う形です。

なお、カカオトークの側から届く案内は、アプリの更新や利用規約の改定といったものが中心です。設定の見直しやバックアップを促す通知が来るわけではないので、そこは自分で気づく前提で考えておくほうが確実です。

まとめ

カカオトークで定期的にやることは、日数で決まるもの、出来事で決まるもの、症状が出てからでよいものの3つに分かれます。日数で決まるのは、サーバーに預けたままの写真やメッセージと、期限を持つバックアップだけです。それ以外は、アプリの更新後や機種変更、カカオトークIDを公開したときといった出来事をきっかけにすれば十分間に合います。

前回いつやったかはアプリに残らないため、日付で管理したい作業だけ自分で記録を残しておくと確実です。優先すべきは、受け取ったものをその場で端末に保存することと、機種変更が決まった時点でバックアップを取り直すこと。この二つを押さえておけば、他の作業を思い出せなかったとしても、取り返しのつかない失い方はしません。

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