カカオトークでメッセージを固定する方法|自分だけの固定と全員に見える固定
カカオトークでメッセージを固定したいと思ったとき、行き着く操作は一つではありません。トークルームそのものを一覧の上のほうへ留める操作と、ルームの中の一行を画面の上部に貼り出す操作は、どちらも「固定」という言葉で案内されます。ところがこの二つは、留めているものも、それが見える人の範囲も違います。大事な連絡を埋もれさせないつもりで片方を選ぶと、自分の画面だけが整って相手には何も起きていない、ということが起こります。ここでは、カカオトークでメッセージを固定する方法を、効く範囲の違いから整理します。
「固定」と呼ばれる操作は、始める画面で二つに分かれる
一つめは、トーク一覧でトークルームを長押しして選ぶ上部固定です。よく使う相手やグループを一覧の最上部に留めておくもので、ピン留めとも呼ばれます。留まるのはルームそのもので、中身のメッセージには手が加わりません。
二つめは、トークルームを開いた状態で、残したいメッセージを長押しして選ぶ固定です。グループトークやオープンチャットで、集合場所や締め切りといった一行をルームの上部に貼り出しておくために使われます。こちらは表示名がバージョンや画面によって変わり、お知らせ登録、お知らせの固定、お知らせピン留めなど、案内する記事によっても書き方がそろっていません。同じ機能を指しているのに名前が一定しないことが、二つの固定を混ぜてしまう原因の一つになっています。
見分け方そのものは単純で、押し始めた画面が違います。一覧にいるときに長押ししたならルームが動き、ルームの中にいるときに長押ししたなら一行が動きます。
留まるものと、それが見える範囲
二つの固定にノートを加えて並べると、性質の違いがはっきりします。
| 操作を始める場所 | 留まるもの | 見える範囲 | 相手側で起きること |
|---|---|---|---|
| トーク一覧でルームを長押し | トークルームの位置 | 自分の画面だけ | 何も起きない |
| ルームの中でメッセージを長押し | 選んだ一行 | ルームのメンバー全員 | 開けば上部に目に入る |
| ルームのノートに投稿 | 投稿した内容 | ルームのメンバー全員 | 更新の案内がトークに出る |
上の行と下の二行で、向きが正反対になっている点が重要です。上部固定は自分の並び順を整える操作で、相手の画面には何も届きません。下の二つは、相手の画面に何かが現れる操作です。
埋もれないようにしたのに、誰も見ていないことがある
カカオトークの解説では、ピン留めについて「相手に通知されない」「自分の並び順が変わるだけ」という注意が繰り返し添えられています。これは安心のために書かれている一文ですが、裏返すと、共有したつもりの失敗がここから生まれます。
約束の日時が流れていきそうなとき、そのルームを一覧の上に留めても、固定されたのは入口の位置だけです。相手の一覧は何も変わらず、約束の中身が相手の目につきやすくなるわけでもありません。こちらの画面では常に一番上にあるので、手当てが済んだように感じられてしまいます。
全員に見える形で残したいなら、留める対象をルームから一行へ移す必要があります。逆に、自分が後で返すつもりの相手を見失いたくないだけなら、上部固定で足ります。相手に知られたくない用途にはむしろ上部固定のほうが向いています。
ルームの中で一行を固定すると、どう見えるか
メッセージを長押しして固定すると、その一行がルームの上部に残り、あとから来た発言で流れなくなります。ルームを開いた人は、さかのぼらなくてもその内容を目にできます。グループを作った直後にルールやテーマを書いて固定しておく、オープンチャットで参加者に守ってほしい内容を掲げておく、といった使われ方が定番です。
ここで押さえておきたいのは、固定した一行が全員に共有される以上、内容の見え方も全員ぶんになるということです。住所や日時のような、後から変わりうる情報を貼り出したまま放置すると、更新されていない案内が全員の画面に残り続けます。書き換えたいときは、固定し直すところまでを一組の操作として考えておくと安全です。
また、ルームの運営を任されている立場では、不適切な発言を片付けたり、掲げる内容を整えたりする役割が伴います。誰が外せるかはルームの管理のしかたによって変わるため、共同で使うルームでは、貼り出す前に一言そえておくと行き違いが減ります。
長い連絡や写真は、置き場所ごと変える
固定できるのは短い一行です。長い連絡や複数の写真をまとめて残したいときは、ノートという別の置き場所が用意されています。ノートに投稿すると、トークには更新があったという案内が流れ、中身そのものはノートの画面に残ります。読む側は開きに行く必要がありますが、そのぶん量の制限を受けにくく、投稿した本人が後から直せます。
用途で選ぶと、迷う場面が減ります。
| 残したいもの | 向いている置き場所 | 読む側がすること |
|---|---|---|
| 後で返すつもりの相手 | トーク一覧の上部固定 | 何もしない。そもそも見えない |
| 集合場所や締め切りの一行 | ルーム上部への固定 | ルームを開けば目に入る |
| 長い連絡・写真・まとめ | ノート | ノートを開きに行く |
| 自分だけの覚え書き | 自分とのトーク | 誰にも見えない |
ノートの一覧にも上部へ留める仕組みがあり、ここでも同じ「固定」という言葉が出てきます。どの一覧の中での固定なのかを確かめてから操作すると、取り違えずに済みます。
外すときと、迷ったときの一つの問い
外す操作は、留めたときと同じ画面から始めます。一覧で留めたものは一覧で長押しして解除し、ルームの中で留めたものはルームの中から解除します。自分の画面だけの固定を外しても相手には何も伝わりませんが、全員に見えていた固定を外すと、全員の画面から同時に消えます。消えたことに気づかない人もいるので、入れ替えるときは新しい内容を掲げ直してから外すと取りこぼしがありません。
迷ったときは、「これは自分が見失わないためか、相手に見てもらうためか」と置き換えてみてください。前者なら一覧での上部固定、後者ならルームの中での固定です。この一問だけで、押し始める画面が決まります。
まとめ
- カカオトークの固定には、トークルームを一覧の上部に留めるものと、ルームの中の一行を上部に貼り出すものがある
- 前者は自分の画面だけで完結し、相手には何も伝わらない。後者はメンバー全員の画面に現れる
- 埋もれさせたくない中身を共有したいなら、留める対象をルームから一行へ移す
- 長い連絡や写真はノートに置くと残しやすく、トークには更新の案内が流れる
- 外すときは留めたときと同じ画面から。全員に見えていた固定は全員から同時に消える
当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、カカオトークの友達を安全に募集できます。やり取りが増えてトークルームが埋もれてきたら、ここで整理した固定の使い分けをぜひ役立ててください。