カカオトークのパスワード自動入力|保存場所と出ないときの対処法

設定・カスタマイズ

機種変更やPC版でログインするとき、カカオアカウントのパスワードを毎回打ち込むのは面倒なものです。そこで便利なのがカカオトークのパスワード自動入力ですが、実はこの機能を動かしているのはカカオトーク本体ではありません。パスワードを覚えて入力欄に入れているのは、iPhoneやAndroidに備わっている端末側のパスワード管理機能です。

この記事では、パスワード自動入力のしくみ、端末ごとの使い方、候補が出てこないときの確認ポイントを整理します。

パスワード自動入力を担っているのは端末側

カカオトークのアプリには、パスワードを保存しておく専用の設定はありません。ログイン画面でパスワード欄をタップしたときに候補が出てくるのは、端末のパスワード管理機能がその入力欄を見つけて、保存済みの内容を差し出しているためです。

役割担当しているもの
パスワードを覚えておくiPhoneのパスワード管理(iCloudキーチェーン)、AndroidのGoogleパスワードマネージャーなど
入力欄に候補を出す同じく端末側の自動入力機能
パスワードが正しいか確かめるカカオ側(カカオアカウント)

つまり、候補が出る・出ないは端末の設定次第で、入力されたパスワードが通るかどうかはカカオ側の判断です。この二つを分けて考えると、トラブルのときにどこを見ればよいかがはっきりします。

なお、スマホ版のカカオトークは一度ログインするとログイン状態が続くため、普段パスワードを入力する場面はあまりありません。入力が必要になるのは、主に次のようなときです。

  • 機種変更をして新しいスマホでログインするとき
  • PC版やWeb版でログインするとき
  • アカウント設定の変更など、本人確認を求められたとき

iPhoneでパスワードを保存・呼び出す方法

iPhoneでは、端末のパスワード管理機能がログイン情報を保存します。

  1. 設定アプリで「パスワード」または「一般」内の「自動入力とパスワード」を開く
  2. パスワードの自動入力がオンになっているか確認する
  3. カカオトークのログイン画面でパスワード欄をタップする
  4. キーボードの上に出てくる候補を選び、Face IDやTouch IDで認証する

ログインに成功した直後に「パスワードを保存しますか」と表示された場合は、保存を選べば次回から候補に出るようになります。表示されなかったときは、パスワード管理の画面から手動で追加することもできます。メニューの名前や場所はiOSのバージョンによって異なる場合があります。

Androidでパスワードを保存・呼び出す方法

Androidでは、多くの機種でGoogleパスワードマネージャーが自動入力を担当します。

  1. 設定アプリで「パスワードとアカウント」や「自動入力サービス」を開く
  2. 自動入力サービスにGoogleなど使いたいサービスが選ばれているか確認する
  3. カカオトークのログイン画面でパスワード欄をタップする
  4. 表示された候補を選び、指紋認証や画面ロックで本人確認をする

Galaxyなど一部の機種では、メーカー独自のパスワード管理機能が自動入力サービスとして選ばれていることもあります。どのサービスに保存したかによって、候補が出る出ないが変わる点に注意しましょう。設定画面の名前は機種やバージョンで異なります。

自動入力の候補が出てこないときの確認ポイント

パスワード自動入力がうまく働かないときは、次の順番で確認すると原因を絞り込みやすくなります。

  1. 自動入力がオンになっているか:端末の設定で機能自体がオフになっていると、候補は一切出ません。
  2. そもそも保存されているか:パスワード管理の一覧を開き、カカオのログイン情報があるか確かめます。
  3. 保存したサービスと使っているサービスが同じか:Androidで別のパスワード管理アプリに保存していると、Googleの自動入力からは呼び出せません。
  4. 新しい端末に同期されているか:機種変更後に候補が出ない場合、前の端末と同じApple IDやGoogleアカウントでログインし、同期がオンになっているかを確認します。
  5. アプリやOSが最新か:古いバージョンでは入力欄をうまく認識できないことがあります。

候補が出なくても、パスワードそのものを覚えていれば手入力でログインできます。どうしても思い出せない場合は、パスワード再設定の手続きを進めましょう。

パスワードを変更したあとは保存内容も更新する

見落としがちなのが、カカオアカウントのパスワードを変更したあとの扱いです。端末に保存されている内容は自動では書き換わらないことがあり、古いパスワードが候補に出続けるケースがあります。

古い候補のまま何度もログインを試すと、入力ミスが続いたものとして一時的にログインが制限される場合もあります。パスワードを変えたら、次のどちらかを済ませておきましょう。

  • ログイン成功時に表示される「パスワードを更新」を選ぶ
  • パスワード管理の一覧から、カカオの項目を開いて新しいパスワードに書き換える

共有のパソコンでは保存しない

PC版やWeb版で、ブラウザにパスワードを保存するか聞かれることがあります。自分専用のパソコンなら便利ですが、家族共用や職場、ネットカフェなどのパソコンでは保存しないのが基本です。保存してしまうと、次にそのパソコンを使った人がカカオトークにログインできてしまうおそれがあります。

端末そのもののロックも大切

パスワード自動入力は、端末を開ける人なら誰でも使える可能性があります。画面ロックを設定し、自動入力の前に生体認証を求める設定にしておくと、スマホを人に貸したときも安心です。

まとめ

  • カカオトークのパスワード自動入力は、カカオ本体ではなく端末のパスワード管理機能が担っている
  • iPhoneはパスワード管理(iCloudキーチェーン)、AndroidはGoogleパスワードマネージャーなどが保存と入力を行う
  • 候補が出ないときは、自動入力のオン・保存の有無・保存先・同期の4点を確認する
  • パスワードを変更したら、端末に保存した内容も忘れずに更新する
  • 共有のパソコンでは保存しない、端末の画面ロックを設定するなど、安全面にも気を配る

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