カカオトークの友だち追加は片方向|3つの状態と相手側の見え方
カカオトークで友だちを追加したのに、相手のリストには自分が出ていない。逆に、追加した覚えのない人からメッセージが届く。どちらも不具合ではなく、カカオトークの友だち追加が片方向の仕組みだからです。この記事では、片方向とはどういうことか、自分と相手の関係が取りうる3つの状態、それぞれで何ができて相手からどう見えるのかを整理します。
カカオトークの友だち追加は片方向で反映される
カカオトークで誰かを友だちに追加すると、反映されるのは自分の友だちリストだけです。相手のリストに自分が自動的に加わるわけではありません。追加したこと・されたことが相手にプッシュ通知される仕組みもないため、相手はこちらが追加した事実に気づかないこともあります。
友だちリストに並んでいる=相手も自分を友だちとして登録している、ではありません。
リストは「自分が誰を登録したか」の一覧であって、相手との関係が成立した証明ではない、と考えると混乱しにくくなります。
友だち関係が取りうる3つの状態
自分と相手の登録状況の組み合わせで、関係は次の3つ(つながっていない状態を含めれば4つ)に分かれます。
| 状態 | 自分のリスト | 相手のリスト | メッセージのやり取り |
|---|---|---|---|
| ①お互いに追加している | 相手がいる | 自分がいる | 双方から普通に送受信できる |
| ②自分だけが追加している | 相手がいる | 自分はいない | 自分からは送れる。相手には友だち未登録の相手からのトークとして届く |
| ③相手だけが追加している | 相手はいない | 自分がいる | 相手から届く。自分のリストには相手が出ない |
| ④どちらも追加していない | いない | いない | 直接のやり取りはできない |
ふだん「友だちになった」と表現される状態は①だけです。②と③は片側だけが成立している状態で、どちらも正常な動作です。
①お互いに追加している状態
双方が相手をリストに登録している状態です。両方の友だちタブに相手が並び、プロフィールからトークも無料通話も始められます。きっかけは主に次の2つです。
- その場でお互いに追加した — QRコードの読み取りやID交換で、双方が操作した場合
- 連絡先の自動同期で同時に成立した — 互いの電話番号がそれぞれのアドレス帳に入っていると、自動追加で両側のリストに同時に現れます
2つ目は自分が何も操作していなくても起きるため、「いつの間にか友だちになっていた」と感じる原因になります。
②自分だけが追加している状態
自分のリストには相手がいるのに、相手のリストには自分がいない状態です。QRコードやID検索で一方的に追加したときは、基本的にこの状態になります。
- 自分からメッセージを送ることはできます。相手には、友だちリストにいない相手からのトークとして届きます
- 相手側では「知り合いかも」の欄に自分が表示されることがあります。ただし条件やタイミングは同じではないため、必ず出るとは限りません
- 相手がこちらを追加すれば、①の相互状態に変わります
「QRで追加できたのに相手側では友だちになっていない」という相談はこの状態なので、対処は不要です。相手からも自然にメッセージを受け取れるようにしたいなら、お互いに追加し合う必要があります。
③相手だけが自分を追加している状態
自分のリストには相手がいないのに、相手のリストには自分が入っている状態です。「知らない人からメッセージが届く」ケースの多くはこれにあたります。
起きる原因は主に次のとおりです。
- 相手のアドレス帳に自分の電話番号が入っている — 相手側の自動同期によって、自分が相手のリストに追加されます
- IDや電話番号での検索を許可している — IDを知っている第三者から見つけられて追加されることがあります
この状態で届いたメッセージは友だちリストにいない相手からのものなので、友だちタブからは操作できません。対処したい場合は、届いたトークのプロフィール画面を開き、そこから「通報・ブロック」を選びます。ブロックしても相手に通知は届きません。
そもそも届かせたくない場合は、設定を見直します。
| 設定項目 | 効果 |
|---|---|
| 友だちの自動追加をオフ | アドレス帳をもとにした自動追加が止まる |
| ID検索の許可をオフ | IDを知っている人から検索されなくなる |
| 友だちへの追加を許可をオフ | 自分が相手のリストに追加されるのを防ぐ |
| 知らない人からのメッセージ受信を制限 | 友だち以外からのトークを届きにくくする |
なお、これらは今後の追加や受信に対する設定です。すでに相手のリストに入っている状態が、設定変更でさかのぼって解除されるわけではありません。
友だちリストに並ぶけれど「友だち」ではないもの
友だちタブに表示されるものが、すべて片方向・相互の対象になるわけではありません。
- チャンネル(公式アカウント) — ブランドや有名人のアカウントで、追加しても相手が個人として自分を登録することはありません
- オープンチャットの参加者 — 友だち登録は不要で、専用のニックネームで参加します。同じルームで会話していても友だちリストには入りません
- 自分自身 — リストの一番上に並ぶ自分のプロフィールで、自分だけのトークルームとして使えます
「オープンチャットで話した相手が友だちに出てこない」のは仕様どおりで、続けてやり取りしたいなら別途IDやQRコードで追加する必要があります。
相手が自分を追加しているか確かめられる?
相手のリストに自分が入っているかを確実に表示する機能はありません。既読がつくか、通話がつながるか、プロフィールが見えるかといった手がかりはありますが、いずれもブロック・退会・設定の違いでも同じ見え方になるため、これだけで断定はできません。確実なのは、相手に直接聞くか、お互いに追加し合ったことをその場で確認する方法です。
なお、メニューの名称や項目の位置はアプリのバージョンや端末によって異なる場合があります。表示が説明と違うときは、近い名称の項目を探してみてください。
まとめ
カカオトークの友だち追加は片方向で、リストに相手がいることは、相手も自分を登録している証拠にはなりません。関係は「お互いに追加している」「自分だけが追加している」「相手だけが追加している」「どちらも追加していない」の4つに分かれ、知らない相手からメッセージが届くのは3つ目の状態です。
追加しても相手に通知は届かず、相互かどうかを確実に確認する手段もないため、実際のやり取りで判断することになります。知らない相手からの追加が気になる場合は、自動追加とID検索の設定を先に見直しておくと安心です。
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