カカオトークの通知が来たのにメッセージがない|開いても何もないときの読み方
カカオトークの通知が来たのにメッセージがない。音は鳴ってバナーも出たのに、アプリを開くとどのトークルームにも新しい行が一つも増えていない、という状態です。ここで多くの人は通知の不具合を疑いますが、実際には通知もトーク画面も、それぞれ正しく動いていることのほうが多くあります。食い違って見えるのは、通知が知らせているものと、トーク画面に増えるものが、そもそも同じではないからです。なお、鳴るのが遅いという症状は別の記事にまとめてあるので、ここでは鳴ったあとの中身だけを扱います。
通知が知らせているのは「出来事」で、「増えた行」ではない
通知は、カカオトークの中で何かが起きたことを端末に知らせる仕組みです。このとき端末に渡されるのは、その時点の内容の写しです。写しはいったん端末の側に置かれ、そのあとカカオトークの中で何が起きても、置かれた写しのほうは書き換わりません。
一方、トーク画面に並んでいるのは、今この瞬間の状態です。誰かが発言を取り消せばその行は消えますし、そもそもトークに行を足さない出来事であれば、最初から何も並びません。
つまり、通知は起きた瞬間を写していて、トーク画面は今を写しています。二つが食い違って見えるのは、写している時点がずれているか、あるいはその出来事がトークに行を足す種類のものではなかったか、どちらかです。カカオトークの通知が来たのにメッセージがないという状態は、ほとんどがこの二つのどちらかに収まります。
【早見表】通知の種類によって、増える場所が変わる
鳴った知らせが何の出来事だったかで、探すべき場所は変わります。
| 鳴った知らせの中身 | 増える場所 | トーク一覧を探して見つかるか |
|---|---|---|
| 個別やグループの新着メッセージ | そのトークルーム | 見つかる |
| 無料通話の着信 | 通話の履歴 | 見つからない |
| 自分を友だちに追加した人がいた | 友だちリスト | 見つからない |
| グループで名前を呼ばれた | そのグループの中 | 他の人の発言に混ざる |
| カカオ側からのお知らせや案内 | トーク以外の場所 | 見つからない |
下の三行は、そもそもトーク一覧を探しても見つかりません。着信は通話の履歴に、友だち追加は友だちリストに残るもので、どちらもトークルームには行を作らないからです。通知が鳴ったという記憶だけを頼りにトーク一覧を上から下まで眺めても、見つからないのは当然ということになります。
通知をタップして開くと、探す場所を間違えずに済む
ここが切り分けの決定打です。アプリのアイコンから自分で開くと、どこを探すかを自分で決めることになります。そして、たいていの人は最初にトーク一覧を見ます。上の表のとおり、それが外れている場合があるわけです。
これに対して、通知そのものをタップして開くと、その知らせが指している場所へそのまま移動します。着いた先がトークルームでなければ、その時点で答えが出ています。トークではない出来事だったということだからです。着いた先がトークルームであれば、次の章の見分けに進めます。
裏を返すと、一度消してしまった通知はタップできません。バナーを払ってしまうと、どこを指していたかという情報だけが失われます。気になるうちは消さない、というのが一番簡単な備えです。すでに消してしまった通知を端末側で見返す手順は、取り消されたメッセージを扱った記事のほうにまとめてあります。
行はいったん立ったのに、あとから消えた場合
通知をタップしてトークルームに着いたのに、やはり新しい発言が見当たらない。このときは、開いた画面の見え方で場合分けができます。
| 開いたときの見え方 | 起きていたこと | こちらがすることがあるか |
|---|---|---|
| 取り消された旨の行が残っている | 相手が送ったあとで取り消した | ない |
| 行そのものが増えていない | 通知が届いた直後に取り消された | ない |
| 未読の数字が最初から付いていない | 別の端末や通知の表示で先に読んでいた | ない |
| 相手が一覧に見当たらない | 通知を止めたルームや隠したルームにある | 探す場所を変える |
一行目のように、取り消された旨の行が残っていれば、その時点で答えは出ています。二行目は、写しが端末に渡ったすぐあとに相手が取り消した場合で、行そのものが残らないぶん、こちらの画面には何も手がかりがありません。
そして、ここに一つの逆説があります。通知だけが残って中身がないという状態は、たいてい不具合ではなく、相手の側の操作がうまくいった跡です。取り消しはカカオトークの中に並んでいる行を消せますが、すでに端末へ渡ってしまった写しまでは追いかけられません。通知は、取り消しが届かない唯一の場所だということになります。
何度も同じことが起きるなら、見るのは通知ではなく置き場所
同じことが繰り返し起きる場合、原因は通知の側ではないことがほとんどです。
音を止めたルームや、一覧から隠したルームは、こちらが自分で設定を変えた結果そうなっています。設定を変えたこと自体を忘れていると、知らせだけが届いて本体が見つからない、という形になります。直すのは通知の設定ではなく、そのルームのほうです。
また、同じ出来事で二度鳴るように感じるときは、同じアカウントをスマートフォンとパソコンの両方で使っていないかを確かめてください。使っている入り口が二つあれば、知らせが届く先も二つあります。片方で先に読んでいれば、もう片方では未読の数字が最初から付いていない状態になり、これも「鳴ったのに何もない」と同じ見え方になります。
相手の画面に、こちらが探したことは出ない
通知に出ていた文面を読んでも、トークルームを開かないかぎり既読は付きません。つまり、こちらが中身を見たかどうかを相手が知る方法はありません。相手の画面に残っているのは、自分が取り消したという事実だけです。
同じように、こちらがトーク一覧を何度も往復して探したことも、相手にはまったく伝わりません。伝わるのは、こちらが何か言葉を送ったときだけです。「さっき何か送った」と尋ねれば、相手には取り消したことに気づかれたと分かります。尋ねるかどうかは、中身の重さで決めれば十分です。急ぎの用件でなければ、触れずにおくという選択も普通にあります。
最後に一問だけ用意しておくと迷いません。その知らせは、トークに行が増える出来事だったか。ここに答えが出れば、探す場所も、探す必要があるかどうかも同時に決まります。
まとめ
カカオトークの通知が来たのにメッセージがないときの要点を整理します。
- 通知は起きた瞬間の写しで、トーク画面は今の状態を映している。二つは別のものを示している
- 着信・友だち追加・カカオ側からの案内は、トークルームに行を作らない
- 自分でアプリを開かず、通知そのものをタップすると、指している場所へ直接移動できる
- 取り消された旨の行があれば、そこで答えは出ている。何も残っていない場合も相手の操作であることが多い
- 繰り返すなら、通知を止めたルームや隠したルーム、入り口が二つあることを疑う
- 通知で中身を見たことも、探し回ったことも、相手の画面には一切出ない
通知が鳴ったこととトークに行が増えたことは、重なることが多いだけで、同じではありません。この一点を押さえておけば、開いて何もなかったときに慌てずに済みます。当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、カカオトークの友達を安全に募集できます。やり取りを始める前に通知の見え方を整えておきたい方も、ぜひご活用ください。