カカオトークで改行するには|改行キーに送信が割り当てられている場合

使い方ガイド

カカオトークで改行しようとしたら、文章が途中のまま送信されてしまった。この失敗は、文章を組み立てているときではなく、行を変えようとした瞬間に起きます。原因は入力の仕方ではなく、改行キーの位置に送信が割り当てられていることにあります。やっかいなのは、この割り当てがカカオトーク側で一つに決まっていない点です。この記事では、カカオトークの改行がどこで決まっているのかと、失敗せずに確かめる手順を整理します。

「改行できない」の正体は、キーの割り当て

改行そのものができないアプリではありません。トークの入力欄は複数行を受け付けるので、行を分けた長めの文章を一通として送れます。それでも改行できないと感じるのは、押したキーが改行ではなく送信として処理されているからです。

つまり、詰まっているのは次の三か所のどれかです。

  • 改行キーの位置に送信が割り当てられている
  • 改行は入るが、送信ボタンの場所を取り違えて押している
  • そもそも改行を受け付けない入力欄に書いている

一つ目が圧倒的に多いのですが、これはカカオトークだけで決まる話ではありません。スマホとパソコンで、決めている場所そのものが違います。

スマホでは、キーボード側の設定が優先される

スマホのカカオトークは、送信が画面上の送信ボタンに、改行がキーボードの改行キーに分かれています。この状態であれば、改行キーを押しても送信はされません。

ところが、キーボードアプリには「改行キーで送信する」という設定があり、これをオンにしていると、同じ位置のキーが送信として働きます。設定しているのはカカオトークではなくキーボード側なので、カカオトークの設定をいくら探しても見つかりません。誤送信が続くときにキーボードの送信設定をオフにするという対処が案内されるのは、この仕組みのためです。

言い換えると、スマホでのカカオトークの改行は、機種ではなく「今使っているキーボードアプリの設定」で決まります。同じ機種でもキーボードを切り替えれば挙動が変わります。

使っている状態改行に使うキー送信に使うもの
キーボードの送信設定がオフキーボードの改行キー画面の送信ボタン
キーボードの送信設定がオン改行キーが送信になり使えない改行キーの位置
パソコン版シフトを押しながらエンターエンターのみ

パソコン版はエンターが送信に割り当てられている

パソコン版では、エンターがそのまま送信、シフトを押しながらエンターで改行という組み合わせが基本です。キーボードが一つしかないため、片方を送信に、もう片方を改行に割り振る必要があるからです。

ただし、バージョンや解説によっては、送信が別のキーの組み合わせだと説明されていることがあります。実際、同じ操作の案内が資料ごとに食い違っていることは珍しくありません。ここで大事なのは、どの説明が正しいかを調べ続けることではなく、自分の環境がどちらなのかを一度だけ確かめることです。一度分かれば、以後は迷いません。

確かめるなら、誰にも届かない場所で試す

割り当てを確かめる方法は単純で、短い文字を入力してキーを押すだけです。送信されれば送信、行が変われば改行です。問題は、試した内容が相手に届いてしまうことにあります。

そこで使えるのが、自分だけのトークです。カカオトークには自分自身へメッセージを送れる場所があり、ここでの送信は誰にも届かず、通知も鳴りません。メモ代わりに使われる機能ですが、入力まわりの挙動を試す場所としても向いています。

  1. 自分だけのトークを開く
  2. 一文字だけ入力する
  3. 改行したいキーを押す
  4. 送信されたか、行が変わったかを見る
  5. 送信された場合は、シフトやキーボード設定を変えてもう一度試す

相手とのトークルームで試すと、意味のない一文字が相手に届き、しかも五分を過ぎれば取り消しもできません。試す場所を分けるだけで、この失敗はまるごと避けられます。

改行を受け付けない入力欄もある

トークの入力欄では通っても、改行そのものを受け付けない欄があります。代表がプロフィールの名前です。改行を含んだ名前は登録時に弾かれ、保存できません。名前が登録できないときの原因として挙げられる項目に、改行が含まれているのはこのためです。

こうした欄では、行を変える代わりに読点や記号で区切るしかありません。改行が入らないこと自体は不具合ではないので、入力し直しても結果は変わらない点に注意してください。

書く場所改行弾かれたときの対処
トークの入力欄入る送信に割り当てられていないか確かめる
プロフィールの名前入らない記号や空白で区切って一行にまとめる

改行は見た目より、相手の通知の回数を変える

改行を覚えると、文章の見栄えが整うだけではない変化が起きます。カカオトークの通知はメッセージ一通ごとに鳴るので、三行を三通に分けて送れば通知は三回、改行でまとめて一通にすれば一回です。

さらに、送信を取り消せるのも一通単位です。三通に分けた文章を取り消すには三回の操作が要り、そのあいだにも制限時間は進みます。まとめてあれば一回で済みます。送る時間帯や連投の考え方そのものはメッセージのマナーを扱った記事で詳しく整理していますが、改行が効いてくるのは、気づかいの前段にある回数の部分だと覚えておくと分かりやすくなります。

なお、メニューの名称や位置は、アプリのバージョンや端末によって異なる場合があります。

まとめ

カカオトークの改行は、アプリの機能というより、キーの割り当ての問題です。スマホではキーボードアプリの送信設定が、パソコン版ではエンターとシフトの組み合わせが、それぞれ改行できるかどうかを決めています。カカオトークの設定画面を探しても答えが出ないのは、決めている場所がアプリの外にあるからです。どちらの状態かは、自分だけのトークで一文字打って一度押してみれば分かります。プロフィールの名前のように改行を受け付けない欄もあるので、そこだけは一行で書く前提に切り替えてください。改行でまとめた一通は、相手の通知を一回に抑え、取り消しも一回で済みます。

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