カカオトークで知り合った人と会う前に確認すること|安全な進め方
カカオトークでやり取りが続いた相手から「今度会いませんか」と言われたとき、どう判断すればいいのか迷う人は少なくありません。カカオトークで知り合った人と会うかどうかは最終的に自分で決めることですが、決める前に確かめておくべきことと、会うと決めた場合に守るべきことははっきりしています。この記事では、オンラインのやり取りから対面に移る場面に絞って、確認の順番を整理します。
なお、この記事は会うことをすすめるものではありません。会わないという選択も同じくらい妥当です。
会った瞬間に、アプリの安全機能は効かなくなる
カカオトークには、合わない相手と距離を置くための機能がひととおり用意されています。ブロックも通報も非表示も、いずれも相手に通知されないため、気まずいやり取りをせずに関係を切ることができます。
ただし、これらはすべてアプリの中でだけ働く道具です。実際に会って顔・声・行動範囲を知られたあとでは、アプリ側の操作では取り消せません。
| 場面 | アプリの中 | 会ったあと |
|---|---|---|
| 連絡を止める | ブロックで止められる | 別の手段で連絡が来る可能性がある |
| 相手に伝わった情報 | 送信取り消しは5分以内なら可能 | 見られた顔や場所は取り消せない |
| 関係を切る | 通知されずに切れる | 相手に理由を察知される |
つまり、会うかどうかの判断は「嫌なら後で切ればいい」という前提が使えなくなる、数少ない場面だということです。ここだけは、やり取りの途中よりも慎重に決める価値があります。
会う前に確かめておきたい4つのこと
相手の身元は、カカオトークの画面からは確認できません。表示名もプロフィール写真も相手が自分で決めた情報で、本名や住所とはつながっていませんし、相手の年齢を確かめる方法も用意されていません。「相手が誰か分かってから決める」ことはできない前提で、次の4点を見ます。
- 話に一貫性があるか:住んでいる地域、仕事、家族構成などが、時期によって食い違っていないか
- 会う目的が具体的か:何のために、どこで、どれくらいの時間なのかを聞いたときに、はっきり答えられるか
- やり取りの期間が十分か:数回のメッセージで会う話になっている場合、相手はあなた個人に興味があるわけではない可能性があります
- 断ったときにどう反応するか:これが最も分かりやすい判断材料です
4つ目は実際に試せます。「もう少しやり取りしてからにしたい」と一度伝えてみて、素直に受け入れる相手なら急ぐ理由はありません。逆に、機嫌を損ねる・急かす・理由をしつこく問い詰める相手は、会ったあとも同じ態度を取ります。
会う日を決める前に、渡っている情報を数えておく
会う話が出た時点で、自分がこれまでに渡した情報を一度数えておきます。会ってから気づいても遅いためです。
- 写真:背景に自宅や最寄り駅、勤務先が写り込んでいないか。オリジナル画質で送った写真には撮影場所の情報(EXIF)が残る場合があります
- 位置情報:一度送った位置情報は相手の画面に残り、スクリーンショットを撮られる可能性があります
- プロフィール:本名・生年月日・ひとことに書いた内容は、友だち登録している相手には見えています
- 過去のメッセージ:送信取り消しができるのは5分以内で、それを過ぎたものは相手の画面から消せません
これらを確認したうえで、まだ渡していない情報(電話番号・住所・勤務先の詳細)は、会う前に渡す必要がないと考えて構いません。
会うと決めたときに守りたい5つのこと
判断した結果として会うことにしたなら、次の5つは条件として扱ってください。相手を疑っているのではなく、初めて会う相手すべてに適用する自分のルールとして持っておくものです。
- 昼間の時間帯にする:夜の時間帯は、帰りの選択肢が減ります
- 人がいる場所を選ぶ:カフェなど、周囲に人がいて途中で出られる場所にします。車での送迎、相手の家、個室は初回では避けます
- 行き帰りは自分の交通手段で:送ってもらうと自宅の場所が伝わります
- 家族か友人に伝えておく:誰と、どこで、何時までかを事前に伝え、終わったら連絡します
- お金と書類を動かさない:その場で支払い・貸し借り・契約・アプリの登録を求められたら、内容にかかわらずいったん持ち帰ります
途中で違和感を覚えたら、時間を理由に切り上げて構いません。理由を丁寧に説明する必要はなく、その場を離れることが優先です。
位置情報を共有するのは待ち合わせのときだけにする
待ち合わせで現在地を送る機能は便利ですが、送ったものは相手の画面に残ります。共有するのは合流するまでの間に限り、終わったら端末側の設定でカカオトークの位置情報を「このAppの使用中のみ許可」(iPhone)や「アプリの使用中のみ許可」(Android)に戻しておくと安心です。
なお、自分の位置情報が相手に自動で送られ続ける仕組みはありません。送る操作をしたときだけ伝わります。設定項目の名称や位置は、端末のメーカーやOSのバージョンによって異なる場合があります。
会うのを断っても、やり取りは終わらない
会うことを断ると関係が終わってしまうと考えて、無理に応じてしまう人がいます。しかし、会わずにメッセージだけで続いている関係は珍しくありませんし、断ったことで態度が変わる相手なら、そもそも続ける価値がありません。
伝え方に迷う場合は、理由を長く説明せず「そういうことはしないようにしています」と自分側のルールの形にすると、相手を否定せずに終われます。具体的な言い回しは、断り方を扱った記事で詳しく紹介しています。
自分または相手が未成年の場合は、会う前に必ず保護者に相談してください。金銭を求められた、脅されたといった段階に入っている場合は、警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」に相談できます。
まとめ
カカオトークで知り合った人と会う場面は、ブロックや通報といったアプリ内の安全機能が届かなくなる境目です。相手の身元も年齢もアプリからは確認できないため、話の一貫性・目的の具体性・やり取りの期間・断ったときの反応の4点で判断し、自分が渡した情報を数えたうえで決めてください。会うと決めたなら、昼間・人のいる場所・自分の交通手段・第三者への連絡・お金を動かさないの5つを条件にします。そして、断るという選択はいつでも有効です。
当サイト「カカオトーク友達募集掲示板」では、電話番号を公開せずにカカオトークの友達を安全に募集できます。自分のペースで交流したい方は、ぜひご活用ください。