カカオトーク 本人確認が必要な場面まとめ|身分証の要否と対処法
カカオトークを使っていると「本人確認が必要です」と表示され、戸惑うことがあります。ただし、カカオトークの本人確認は一つの決まった手続きではなく、どの場面で求められたかによって必要なものが変わります。新規登録のときと、利用制限を解除するときとでは、通されるステップが違うのです。
この記事では、カカオトークで本人確認が求められる主な場面を一覧に整理したうえで、身分証が必要かどうか、本人確認ができなくなる原因と備え、そして本人確認を装った詐欺への注意点までまとめて解説します。
カカオトークの本人確認は「1種類」ではない
まず、自分がどの場面にいるのかを切り分けましょう。主な場面と、そこで求められるものは次のとおりです。
| 場面 | 主に求められるもの |
|---|---|
| 新規登録・アカウント作成 | 電話番号あてのSMS認証コード |
| 機種変更・別の端末でのログイン | 同じ電話番号でのSMS認証、カカオアカウントのパスワード |
| パスワードやパスコードを忘れたとき | 登録済みの電話番号またはメールアドレスあての認証コード |
| 利用制限・利用者保護措置の解除 | 登録した電話番号でのSMS認証 |
| 普段と違う国や端末からのログイン | 追加の認証や、既存の端末での承認 |
| 韓国国内向けの一部サービス | 韓国式の実名認証(住民登録番号や韓国の携帯電話番号) |
こうして並べると分かるとおり、日常的な利用でぶつかる本人確認のほとんどは、登録した電話番号あてに届く認証コードを入力するだけで完了します。難易度が大きく上がるのは最後の韓国式の実名認証だけで、これは日本の電話番号や身分証では代替できないことがあります。
なお、メニューの名称や項目の位置は、アプリのバージョンや端末によって異なる場合があります。
身分証やマイナンバーは必要?
「本人確認」と聞くと運転免許証やマイナンバーカードの提出を思い浮かべるかもしれませんが、カカオトークの通常利用でそうした身分証の画像提出を求められることは基本的にありません。あくまで中心になるのは、電話番号やメールアドレスといった登録済みの連絡手段を使った確認です。
ここで混同しやすいのが、次の2つです。
- カカオトーク側が行う本人確認:登録情報を使った認証。アプリの画面から進める
- 第三者が求める本人確認:ファンイベント(ヨントン)の主催者や取引相手などが、当選者や取引者を確かめるために行うもの
後者はカカオトークの機能ではなく相手側のルールなので、アプリを操作しても解決しません。案内元の指示を確認したうえで、求められた範囲を超えて個人情報を渡さないよう注意しましょう。
本人確認の「手段」になるもの
カカオトークの本人確認は、次のいずれかを起点に進みます。自分がどれを使える状態かを把握しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
- 電話番号:もっとも重要。SMSで認証コードを受け取れることが前提です
- メールアドレス:カカオアカウントに登録していれば、パスワード再設定などで使えます
- パスワード:設定変更やPC版・Web版へのログインで求められます
- すでにログイン中の端末:新しい端末からのログインを承認する役割を持つことがあります
裏を返すと、これらの登録情報が古いままだと本人確認の入り口を失います。とくに電話番号は、機種変更や乗り換えのタイミングで実態とずれやすいので注意が必要です。
本人確認ができなくなる原因と備え
問い合わせが必要になるほどこじれるのは、たいてい次のようなケースです。
- 登録した電話番号をすでに解約していて、SMSを受け取れない
- データ通信専用などSMS非対応のプランを使っている
- メールアドレスを登録していない、または受信できないアドレスのまま
- パスワードを忘れており、再設定に使う連絡先も使えない
こうした事態を避けるため、次の備えをしておくと安心です。
- カカオアカウントに、今も受信できるメールアドレスを登録しておく
- 電話番号を変更する予定があるときは、古い番号が使えるうちに登録情報を更新する
- パスワードは推測されにくいものにしたうえで、自分だけが分かる形で控えておく
- 二段階認証を使っている場合は、復旧用の手段もあわせて確認しておく
すでに連絡先が使えない場合は、自己判断で新規登録に進む前に公式の問い合わせ窓口へ相談するほうが確実です。登録し直すと、それまでのトーク履歴や友だちリストを引き継げないことがあります。
「本人確認」を装った詐欺に注意
本人確認は、そのままアカウント乗っ取りの入り口にもなりえます。次の点を覚えておいてください。
- 認証番号は誰にも教えない:運営が利用者に認証番号を尋ねることはありません
- 友だちからの依頼でも疑う:「認証番号が誤って届いたので教えて」は乗っ取りの典型的な手口で、送り主のアカウント自体が乗っ取られていることがあります
- メッセージ内のリンクから進めない:本人確認は公式アプリの画面から操作し、偽のログイン画面に情報を入力しないようにする
- 身分証の画像を安易に送らない:本人確認を口実に身分証や個人情報を要求してくる相手には応じない
不審なメッセージはリンクを開かずにブロックや通報を行い、あわせて自分のアカウントのログイン状況も確認しておくと安心です。
本人確認を求められたときの進め方
実際に画面で本人確認を求められたら、次の順で確認していきましょう。
- どの場面での本人確認かを確かめる(登録・再ログイン・制限解除など)
- 登録している電話番号でSMSを受け取れる状態かを確認する
- 国番号の設定と番号の入力形式、アプリのバージョンを見直したうえで、時間を置いて再度試す
- それでも進まない場合は、状況を整理して公式の問い合わせ窓口に連絡する
短時間に何度も認証を要求すると、一時的に受け付けられなくなることがあります。焦って連打せず、間隔を空けて試すのがコツです。
まとめ
カカオトークの本人確認は、場面ごとに求められるものが違います。日常的な利用であれば必要なのは登録した電話番号あての認証コードが中心で、身分証の提出を求められることは基本的にありません。難易度が高いのは韓国国内向けサービスの実名認証だけだと考えてよいでしょう。
大切なのは、電話番号とメールアドレスという2つの連絡手段を、いつでも使える状態に保っておくことです。そのうえで認証番号を他人に教えない原則を守れば、本人確認でつまずくことも乗っ取り被害に遭うことも大きく減らせます。仕様は時期によって変わることがあるため、表示された案内もあわせて確認してください。
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