カカオトークでお悔やみを伝える|送ってよい相手と文面、避けたい表現
友人や知り合いの身内に不幸があったと知ったとき、カカオトークでお悔やみを伝えてよいのか迷う方は少なくありません。電話では相手の時間を奪ってしまう、かといって何も言わないのも気が引ける、という場面は誰にでもあります。この記事では、カカオトークでお悔やみを伝えるときの考え方を、相手との関係、文面、避けたい表現、グループでの対応の順に整理します。
カカオトークでお悔やみを伝えてよい相手
カカオトークにお悔やみのための専用機能はなく、ふだんの1対1のトークで伝えることになります。メッセージで伝えること自体は失礼ではありませんが、相手との関係によって向き不向きがあります。
| 相手との関係 | メッセージでの伝え方の目安 |
|---|---|
| ふだんからカカオでやり取りしている友人 | メッセージで伝えて問題ないことが多い |
| 訃報そのものをカカオで知らせてくれた相手 | 同じトークで返すのが自然 |
| 職場の上司や取引先 | 職場のやり方に合わせ、メッセージだけで済ませない |
| 年配の親族や目上の方 | 電話や手紙、弔問のほうが丁寧に受け取られやすい |
迷ったときは「その相手とふだんどの手段で連絡しているか」を基準にすると判断しやすくなります。いつもカカオトークで話している相手なら、急に電話をかけるより、メッセージのほうが相手の負担になりません。メッセージを送ったあとに、葬儀への参列や供花など別の形で弔意を示すこともできます。
送る前に決めておきたい三つのこと
相手は通夜や葬儀の準備に追われ、気持ちも落ち着かない時期にいます。送る前に次の三つを決めておくと、相手の負担を増やさずに済みます。
- 短く送る。長文は読むだけで疲れさせてしまいます。数行で十分です。
- 返信を求めない。「返信は気にしないでください」と一言添えると、相手は既読をつけたまま安心して放っておけます。
- 送る時間帯を考える。深夜や早朝は避けます。どうしても送りたいときは、相手の端末で通知音を鳴らさずに届けるミュート送信が使えます。使い方はミュート送信を解説した記事にまとめています。
既読がついたのに返事がなくても、気にする必要はありません。この時期の既読は「読んだ」という以上の意味を持たないと考えておきましょう。
相手別の文面例
文面は、相手との距離感に合わせて選びます。どれも短く、相手を気づかう一言で終えるのがポイントです。
親しい友人へ
「お父さんのこと聞きました。突然で本当につらいと思う。返信はいらないから、無理しないでね。何か手伝えることがあったらいつでも言って。」
少し距離のある知り合いへ
「このたびはご愁傷さまです。心よりお悔やみ申し上げます。大変な時期と思いますので、どうかご返信はお気になさらないでください。」
訃報を知らせてくれた相手へ
「知らせてくれてありがとう。心からお悔やみ申し上げます。落ち着くまで大変だと思うけど、体を大事にしてね。」
亡くなった理由や経緯を尋ねるのは控えます。相手から話してくれるまで待つのが基本です。
避けたい表現とスタンプ
ふだんのトークの感覚のまま送ると、思わぬ形で相手を傷つけることがあります。とくに次の点に気をつけましょう。
スタンプや絵文字は控える
カカオトークはスタンプでのやり取りが多いアプリですが、お悔やみの場面では文字だけにするのが無難です。泣いている表情のスタンプでも、軽く受け取られてしまうことがあります。ハートなどの絵文字や、メッセージを演出するエフェクト機能も使わないようにします。
忌み言葉を避ける
不幸が重なることを連想させる「重ね重ね」「たびたび」「またまた」といった重ね言葉や、「死亡」「急死」のような直接的な言い方は避けます。直接の表現が必要なときは「ご逝去」などに言い換えます。宗教によって使わない言葉もあるため、迷ったら「お悔やみ申し上げます」「ご愁傷さまです」のような定型の言い回しにとどめると安心です。
プロフィールの更新にも気を配る
相手とのトークの直後に、自分のプロフィールに楽しそうな写真や旅行の投稿を上げると、相手の目に触れることがあります。しばらくは控えめにしておくと、余計な気をつかわせずに済みます。
グループトークで訃報を知ったとき
共通の友人グループで訃報が共有された場合は、グループ内では短い一言にとどめ、気持ちを伝えたい人は個別に送るのがおすすめです。グループで全員が長い文面を書き込むと、当事者の端末に通知が次々と届いてしまいます。
当事者がグループにいるときは、ほかの話題をしばらく控える配慮もあります。どうしても連絡事項がある場合は、当事者を含まない別の手段で調整すると負担をかけません。
また、グループで知った訃報を、本人の了解なくほかのグループへ転送するのはやめましょう。誰にどこまで知らせるかは、遺族が決めることです。
韓国の友達にお悔やみを伝えるとき
カカオトークは韓国で広く使われていて、韓国では訃報をカカオトークで知らせ、葬儀の案内をまとめたページのリンクを共有することも多いとされます。韓国の友達から訃報が届いた場合も、まずは同じトークで短く気持ちを返せば問題ありません。弔意の示し方や慣習は家庭や宗教によって違うため、分からないことは共通の知人に確認すると確実です。
一方で、訃報を装ったメッセージで不審なリンクを開かせる手口への注意も呼びかけられています。知らない相手や、ふだんやり取りのない相手から届いた訃報のリンクは、すぐに開かないようにしましょう。判断のしかたは、送られてきたリンクを開く前の判断を解説した記事にまとめています。開いてしまった場合は、リンクを開いてしまったときの対処を解説した記事を参考にしてください。
まとめ
カカオトークでお悔やみを伝えること自体は、ふだんからカカオでやり取りしている相手であれば失礼にはあたりません。大切なのは、短く送ること、返信を求めないこと、時間帯に気を配ることの三つです。スタンプや絵文字、重ね言葉は避け、文字だけの定型的な一言にとどめると安心です。グループで訃報を知ったときは、グループでは短く、気持ちは個別に伝えましょう。職場の相手や目上の方には、メッセージだけで済ませず、電話や弔問などほかの形も考えてください。
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