カカオトークの権限は6種類|許可しないとどうなるかを早見表で解説
カカオトークをインストールした直後や、初めてある機能を使ったときに「〇〇へのアクセスを許可しますか?」という確認が次々と表示されて、よく分からないまま許可してしまった人は多いはずです。カカオトークの権限は、実は端末側で与えるアクセス許可が6種類あるだけで、それぞれ「何に使われるか」「許可しないと何ができなくなるか」はきれいに決まっています。
この記事では、カカオトークの権限を6種類に整理し、許可しない場合に起きることを早見表でまとめました。あわせて、混同されやすい「アプリ内の許可設定」との違いと、あとから変更する手順も解説します。
「権限」と呼ばれているものは3つある
カカオトークの話題で「権限」「許可」と呼ばれるものには、性質のまったく違う3つが混ざっています。ここを分けておかないと、設定を探しても目的の項目にたどり着けません。
| 呼ばれ方 | どこで設定するか | 何を決めるか |
|---|---|---|
| 端末のアクセス許可 | スマホ本体の設定アプリ | アプリが端末のデータや機能を使えるか |
| ID検索などの許可設定 | カカオトークアプリ内の設定 | 他のユーザーから自分がどう見えるか |
| ルームマスターの権限 | トークルームの中 | そのルームで誰が管理操作をできるか |
この記事で扱うのは1つ目の端末のアクセス許可です。2つ目は他人との関係を決めるもの、3つ目はグループ内の役割を決めるもので、それぞれ別の場所にあります。
カカオトークが求める権限は6種類
カカオトークが端末に求める主なアクセス許可と、その用途、許可しない場合に起きることをまとめました。
| 権限 | 主に使われる場面 | 許可しないとどうなるか |
|---|---|---|
| 連絡先 | 電話帳と友だちリストの照合 | 電話番号での自動友だち追加が行われない |
| 写真・動画 | 保存済みの画像や動画の送信、プロフィール画像の設定 | 端末内の写真を選んで送れない |
| カメラ | その場で撮って送る、QRコードの読み取り | 撮影送信とQRコードの読み取りができない |
| マイク | 音声通話、ビデオ通話、ボイスメッセージ | 自分の声が相手に届かない、録音できない |
| 通知 | 新着メッセージのお知らせ | アプリを開くまで着信に気づけない |
| 位置情報 | 現在地の共有、周辺情報の送信 | 現在地の共有ができない(手動で地点を指定する形になる) |
重要なのは、許可しなかった権限はその機能だけが使えなくなり、カカオトーク全体が使えなくなるわけではないという点です。連絡先を許可しなくても、IDやQRコードでの友だち追加、メッセージの送受信、通話は通常どおり使えます。
端末の許可とアプリ内の設定は二段構えになっている
もっとも誤解が多いのが、端末の許可とアプリ内の設定の関係です。この2つは上下の関係にあり、両方がオンになって初めてその機能が働きます。
連絡先の同期がわかりやすい例です。
- 端末側で、カカオトークに連絡先へのアクセスを許可する
- アプリ内の設定で、連絡先の自動友だち追加をオンにする
どちらか一方でもオフなら、電話帳との照合は行われません。逆に言えば、知り合いに見つかりたくない場合は、どちらか片方をオフにするだけで同期を止められます。
この二段構えを知らないと、「端末で許可したのに自動追加されない」といった食い違いの原因が分からなくなります。設定を変えたのに結果が変わらないときは、もう一段の設定が残っていないかを疑ってください。
許可の状態を確認・変更する方法
一度「許可しない」を選んでも、あとから変更できます。逆に、勢いで許可してしまったものを取り消すこともできます。
iPhoneの場合
- 「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「カカオトーク」を選ぶ
- 連絡先・写真・カメラ・マイク・位置情報などの一覧が表示される
- 変更したい項目のスイッチを切り替える
Androidの場合
- 「設定」を開く
- 「アプリ」または「アプリと通知」を選ぶ
- 一覧から「カカオトーク」を選ぶ
- 「権限」を開き、項目ごとに許可・許可しないを切り替える
いずれの画面にも、そのアプリが求めている許可がまとめて並びます。カカオトークの中を探し回るより、この画面を見たほうが状況を把握しやすいはずです。なお、メニューの名称や項目の位置は、端末のメーカーやOSのバージョンによって異なる場合があります。
迷ったときの判断の目安
プライバシーと利便性のどちらを優先するかで判断は変わりますが、目安としては次のように考えると整理しやすくなります。
- 切っても困りにくい:連絡先、位置情報。どちらも自分から情報を出す機能に関わるもので、なくても会話には支障がありません。
- 使う機能次第:カメラ、写真・動画。撮影送信や画像の送受信をよく使うなら許可、テキスト中心なら必要なときに許可でも間に合います。
- 切ると不便になりやすい:マイク、通知。通話を使うならマイクは必須で、通知を切ると連絡に気づけない状態になります。
とくに連絡先は、身元と切り離して使いたい人ほど許可しない選択が向いています。許可しなくても、IDやQRコードを直接交換すれば問題なく友だちになれます。
症状からどの権限を疑うか
うまく動かないときは、次の対応で当たりをつけられます。
| 症状 | 最初に確認する権限 |
|---|---|
| 端末内の写真を選んで送れない | 写真・動画 |
| QRコードを読み取れない | カメラ |
| 通話で自分の声が届かない | マイク |
| メッセージが来ても気づけない | 通知(あわせて端末の集中モードや省電力設定も確認) |
| 電話帳の知人が友だちに出てこない | 連絡先(アプリ内の自動追加設定も確認) |
権限が原因の不調は、アプリを再インストールしなくても設定の切り替えだけで直ります。再インストールはトーク履歴を失うおそれがあるため、権限を確認してからにしましょう。
権限まわりで知っておきたい注意点
- 求められるタイミングはバラバラ:初回起動時にまとめて出るとは限らず、その機能を初めて使ったときに表示されることもあります。
- 許可しただけでは何も起きない:連絡先を許可しても、アプリ内の自動追加がオフなら照合は行われません。
- 機種変更後は再設定が必要:許可の状態は端末ごとに保存されるため、新しい端末では改めて求められます。
まとめ
カカオトークの権限は、端末側で与えるアクセス許可6種類(連絡先/写真・動画/カメラ/マイク/通知/位置情報)と、アプリ内のID検索などの許可設定、そしてトークルームのルームマスター権限に分けて考えると混乱しません。端末の許可はそれぞれ特定の機能にだけ関わるもので、許可しなくてもカカオトーク自体は問題なく使えます。
最大のポイントは、端末の許可とアプリ内の設定が二段構えになっていることです。思ったとおりに動かないときは、片方だけを見て判断せず、両方の状態を確認してみてください。
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